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「平成28年度JAあがつま花きセミナー」の開催

更新日:2017年5月26日 印刷ページ表示

平成29年4月17日発
吾妻農業事務所普及指導課

 「平成28年度JAあがつま花きセミナー」が開催され、JAあがつま花き生産部会の会員が感じている病害虫に対する農薬の防除効果低下や土壌消毒の方法について講習を行いました。

1 ねらいと背景

 普及指導課は、JAあがつま花き生産部会「JAあがつま花きセミナー」でJAあがつま花き生産部員の要望に添った講習および実証ほの試験成績の報告を行っています。平成29年1月12日の役員会では「農薬の防除効果が低下している」、「土壌消毒について詳しく知りたい」との意見が上がり、それらについて講習会を行いました。

2 取り組み内容

 防除効果の低下要因を探るため使用している農薬や防除方法を聞き取るとともに、JAの農薬販売実績により使用の多い農薬の把握も行いました。平成29年2月17日の「JA花きセミナー」で、同系統薬剤の連用により病害虫が抵抗性を獲得し多発生する仕組みや、抵抗性の獲得を避けるためのローテーション散布方法について説明しました。また、土壌消毒については主力の土壌燻蒸の他に太陽熱消毒、土壌還元法、蒸気消毒についてそれぞれの特徴、メリット、デメリットを説明しました。実証ほの露地電照栽培ついてコギクの需要期出荷とセダムの出荷期間延長と品質向上について報告を行いました。

3 今後の方向

 抵抗性の獲得を防ぐための農薬の新しい分類方法であるIRACやFRACコードの利用方法について生産者への理解を図り、効果的なローテーション散布を実践出来るよう支援していきます。また、実証ほの試験成績をもとに露地電照栽培の普及を図ります。

農薬抵抗性獲得個体について説明の写真
農薬抵抗性獲得個体について説明

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