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スプレーマム目揃え会の開催と新規参入者について

更新日:2017年11月16日 印刷ページ表示

平成29年9月21日発
吾妻農業事務所普及指導課

要約

 JAあがつま花き生産部会では、秋の彼岸出荷に向けた目揃え会を開催しました。また、中之条町美野原地区に4月から新規参入した生産者が彼岸向け出荷を行います。

1 ねらいと背景

 吾妻管内は県内有数のスプレーマム産地であり、JAあがつま花き生産部会では共選共販体制をとり全箱を検品出荷するため市場から高い評価を受けています。品質の維持を図るため出荷目揃え会と栽培講習会を行いました。また、4月から新規参入した生産者へ彼岸用栽培の支援を行って来た結果、初出荷を迎えることができました。

2 取り組み内容

(1) スプレーマム産地への支援

 JAあがつま花き生産部会では8月31日に竜ヶ鼻花き集出荷場において共選出荷目揃え会を開催しました。JAあがつま花き担当や市場から梅雨明け後の天候不順のため露地物は特に徹底した選花が必要との注意がありました。普及指導課からは日照不足への対策や今後の病害虫防除について栽培講習を行いました。

(2) スプレーマム新規就農者への支援

 大雪で被災したハウス再建に作業員として携わっていた方が、花き用ハウス建設中に園主との会話で花き栽培に興味を持ち、園主や近隣の生産者との交流を深めて、スプレーマムの栽培を決意しました。
 農業事務所では、地域の生産者やJAと連携して、研修先の選定や研修計画、就農計画の策定等の支援を行ってきました。
 平成28年4月から1年間の予定で研修を始め、並行して就農するためのほ場を探していたところ、従来からスプレーマム栽培を行っていたハウス等が見つかり、平成29年4月に約60アール(うち施設6.6アール)のほ場を確保して、就農することができました。9月12日から彼岸用の出荷を行い、出荷本番を迎えます。

3 今後の方向

 吾妻のスプレーマム産地を維持するため、関係組織等と連携し、スプレーマム産地協議会を設置し新規栽培者の確保に取り組みます。4月からの新規就農者には、定着に向けて、技術・経営面の支援を行っていきます。

スプレーマム目揃え会の写真
写真1 スプレーマム目揃え会

美野原地区の新規就農者の写真
写真2 美野原地区の新規就農者

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