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平成29年度新規就農者定着支援研修会を開催
平成29年12月21日発
吾妻農業事務所普及指導課
要約
吾妻郡内の担い手対策を検討する「担い手対策連携会議」の構成員を対象にした新規就農者定着支援研修会を開催し、吾妻地域での担い手確保や支援体制の確認と今後の取組みについて話し合いました。
1 ねらいと背景
普及指導課では、新規就農者等を地域の重要な担い手として位置づけ、関係機関や組織と連携して支援や情報共有を進めていくため、新規就農者定着支援研修会を開催しました。
2 取り組み成果
11月16日(木曜日)に各町村、農業委員会事務局、JA、郡農業経営士協議会会長、普及指導課職員の計18名により、新規就農者の確保・育成に係る定着支援研修会を開催しました。当日は、くらぶち草の会代表の佐藤茂氏に「新規就農者の受入れ活動について」の先進事例を発表していただきました。平成2年から新規参入者を受入れ始め、現在、19組が定着し、生産者グループの半数を占めることになった経緯や東京で行われている「新・農業人フェア」への出展について紹介していただきました。これからも新規参入者を受け入れることで地域を守っていきたいと力強く語っていただきました。
また、新規参入して8年めを迎える森さんに就農先に倉渕地区を選んだいくつかの理由について紹介いただき、参加者全員で意見交換を行いました。
参加者は、地区全体で、新規参入者を受け入れる体制を目指したいと話していました。
3 今後の方向
普及指導課では、今後、新規就農者等の定着支援のため、個別巡回、新規就農者の集い、複式農業簿記講座、新規就農者支援BOOKの更新を実施する予定です。また、関係機関や団体と連携して、若手農業者を支援していきます。
講師との意見交換の様子