ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織からさがす > 農政部 > 吾妻農業事務所担い手・園芸課 > 農薬の適正使用とネギの栽培拡大に向けた講習会の開催

本文

農薬の適正使用とネギの栽培拡大に向けた講習会の開催

更新日:2019年6月10日 印刷ページ表示

平成31年4月25日発
吾妻農業事務所 普及指導課

要約

 「道の駅八ッ場ふるさと館」直売所利用組合の生産者を対象に、農薬使用時における注意点を確認するとともに、夏季の冷涼な気候が生かせる品目として夏秋どりネギ栽培について情報提供を行いました。

1.ねらいと背景

 「道の駅八ッ場ふるさと館直売所利用組合」は、八ッ場ダム建設地周辺の生産者などにより構成されています。今後、八ッ場ダムの完成に伴い、多くの観光客が訪れることで今よりも来客者も増加し、直売所のニーズが高まると考えられます。そのため、普及指導課では安心・安全な農作物の提供するための農薬の適正使用に関する情報提供や、新たな品目提案などの支援を行っています。

2.取り組み内容

 本年の栽培準備が進む中、平成31年4月25日、農薬の適正使用ならびにネギ栽培講習会を開催したところ計21名の参加がありました。講習会では、まず、農薬の基礎知識、農薬ラベルの確認方法、使用履歴の記帳方法などの農薬使用時における注意点について確認を行いました。続いて、ネギ栽培について嬬恋村での栽培事例を通して、夏季冷涼な地域における夏秋どりネギ栽培のメリットについて情報提供を行い、栽培を呼びかけました。
 最後に、生産者からの農薬ラベル表記の疑問やネギの病害防除方法など日頃の疑問について回答しました。

3.今後の方向

 今後の来客者の増加に対応するため、直売所の品揃えを充実することが必要になります。標高600~700メートルの本地域の場合、慣行の栽培のみでは出荷可能期間が限られるため、作期を拡大をするための栽培方法や品種、品目提案を継続して行う予定です。

農薬についての理解を深める生産者の様子写真
写真1 農薬についての理解を深める生産者

長野原町での夏秋どりネギ栽培の様子写真
写真2 長野原町での夏秋どりネギ栽培の様子

吾妻農業事務所トップページへ戻る