ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織からさがす > 農政部 > 吾妻農業事務所担い手・園芸課 > 農作業安全対話型研修会を開催しました

本文

農作業安全対話型研修会を開催しました

更新日:2019年7月29日 印刷ページ表示

令和元年7月1日発
吾妻農業事務所普及指導課

要約

農作業安全を推進するため、農産物加工品販売や農作業受託を運営している「(有)たけやま」を対象とし、対話型研修会を開催しました。

1.ねらいと背景

 対話型研修会とは、ヒヤリハットした体験アンケートをもとに、講師(進行役)との対話のなかから農業者自らが農作業安全に対する「気づき」を促し、その「気づき」をリスト化し、共有することで農作業事故防止につなげる研修会です。
今回は水稲、麦、大豆等を約22ヘクタール管理している「(有)たけやま」の社員を対象に、研修会を開催しました。

2.取り組み内容

 研修会は6月24日(月曜日)に開催されました。対象は「(有)たけやま」の職員5名で、オブザーバーとして、中之条町、JAあがつま、農研機構、普及支援協会が参加しました。はじめに「(有)たけやま」の事務所脇スペースにて、ヤンマ-アグリジャパン(株)の職員を講師として、コンバインの整備研修を行い、点検ポイントの確認をし、オイルやベルト点検の指導を受けました。
 続いて、中之条合同庁舎に会場を移し対話型研修会を行いました。事前のアンケート結果から、刈払機の作業中にヒヤリハット体験が多いとのことでしたので、県技術支援課の担当者が進行役となり、具体的なヒヤリ体験や事故防止対策について意見交換を行いました。アドバイザーの農業技術革新工学研究センターの先生からは、刈払機による事故例や安全な使い方のアドバイスがありました。「(有)たけやま」の代表者からは「若い頃から刈払機を使用してきたが自己流だったことがわかり、正しい使い方を学ぶため安全講習会を開催したい」との発言があり、改善点を見つけることができました。

3.今後の方向

 今回まとめた安全対策をリスト化し、「(有)たけやま」の作業を行う上でのルールづくりを進めます。また、この取り組みを地域のモデルとし、広く普及していきます。

コンバインの整備講習の写真
コンバインの整備講習

対話型研修会の写真
対話型研修会

吾妻農業事務所トップページへ戻る