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サポートチームによる六合の花・新規就農者の定着支援
更新日:2019年11月22日
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令和元年11月18日発
吾妻農業事務所普及指導課
要約
中之条町六合地区に参入した新規就農者を対象に、サポートチームによる巡回指導を行い、産地への定着を支援しました。
1.ねらいと背景
中之条町は、平成28年度に「中之条町農業担い手受入協議会」を設立し、新規参入者による就農を受け入れています。普及指導課では、町役場等と連携しサポートチームによる巡回指導を行って、新規参入者の定着を支援しています。
2.取り組み内容
サポートチームは中之条町を事務局として、JA(生産部、金融部)・農業委員・研修受け入れ農家・普及指導課による6名で構成されています。定期的に巡回指導会を開催し、就農計画の達成状況及び営農状況を確認しています。
現在の指導対象となる新規就農者は3名ですが、今年は春先から天候不順で病害の発生も多く、苦戦を強いられる場面が多くなってしまいました。なかでも本年度の新規就農者は、9月にセダム、カクトラノオを初出荷しましたが、意見交換の中で、「病害虫や雑草の対策に追われてしまい品質も良くなかった。今年度の反省を活かし、次年度作に向けて早めの準備を進めたい」と決意を新たにしていました。
3.今後の方向
就農計画を達成出来るように、引き続きサポートチームによる指導を行います。順調に生産活動ができなかった新規就農者については、作業の段取り・優先度について理解を深めてもらうため、具体的な作業手順を示し、指導を行います。
写真1 サポートチームの巡回
写真2 セダムを出荷する新規就農者