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新規就農者等担い手育成研修会を開催しました

更新日:2019年12月20日 印刷ページ表示

令和元年12月6日発
吾妻農業事務所普及指導課

要約

 管内の担当者に呼びかけて、農業担い手受け入れ体制整備の先進地である明和町に出向いて、ナシ産地構造改革協議会の取り組みについて研修しました。

1.ねらいと背景

 吾妻東部地域では、「中之条町農業担い手受け入協議会」と「あがつまスプレーマム産地協議会」という2つの就農受け入れ体制が整えられています。両協議会の活動により、新規就農が円滑にすすんでいますが、東部地域全体で受け入れ体制を整備しようという動きには至っていません。
 そこで、県内でもいち早く平成19年に設立された「明和町ナシ産地構造改革協議会」の取り組みを学び、吾妻郡の体制整備の促進を図ることとしました。

2.取り組み内容

 研修会は、令和元年11月18日に開催しました。参加者は町村、農業委員会、JA、農業経営士、農村生活アドバイザー等の9名でした。出迎えてくれた田端協議会長と事務局関係者の方々からは、「ナシ産地を存続させよう」いう想いと就農マニュアルの活用、協議会設立までの取り組みをうかがいました。
 当初は「新規参入者の運転資金不足、所得の伸び悩み、農村地域とのコミュニケーション不全などの障害が発生したが、関係者が額を寄せ、知恵を絞った結果、どうにか乗り越え、4名の定着に結びついた」という実体験をうかがい、「産地を存続させよう」という熱い想いが大切であると学びました。また「就農マニュアルは、初回の相談活動では役に立つが、2回目以降は参入者の言葉・経験談が何物にもかえがたい」という助言が強く印象に残りました。

3.今後の方向

 「新しい農業者を育て地域を元気に」という想いを関係者が共有する試みを継続し、今後も就農促進と定着に向けて支援していきます

田端会長の写真
田端会長

研修風景の写真
研修風景

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