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令和元年度あがつま農業フォーラム~備えよう!あがつまの防災力~
令和2年3月3日発
吾妻農業事務所普及指導課
要約
農村女性が中心となって、あがつまの魅力を高める「あがつま農業フォーラム」を開催しました。
1.ねらいと背景
吾妻郡内の農村女性団体(5団体)で組織する「あがつま農村女性会議」は、農村女性の社会参画の推進や構成団体の連携、後継者が育つ魅力ある農村づくりを目的に活動を行っています。その活動の一環で、農村女性会議の役員14名で実行委員会を組織して、企画から運営までを協議し、「あがつま農業フォーラム」を開催しました。
2.取り組み内容
「あがつま農業フォーラム」は、2月19日(水曜日)に中之条町ツインプラザにて、「備えよう!あがつまの防災力」をテーマに開催しました。参加者は、農村女性をはじめ、農業委員、農業経営士、町村担当者等127名でした。
講演では「ぐんまの防災」と題し、群馬県総務部危機管理室の危機管理専門員から県内防災についてお話を伺いました。その後、情報提供として、NOSAIぐんま中之条支所長から収入保険制度について、メーカー担当者からアシストスーツの紹介、「レインボー体操」の創案者から実技を教わりました。事例発表は、JA嬬恋村女性部副部長から「JA嬬恋村女性部の取り組み」、株式会社八ッ場ふるさと館社長から「道の駅八ッ場ふるさと館の取り組み」を発表いただきました。
講演だけでなく、体を動かしたり、労働環境を改善するアシストスーツや地元女性の取り組み事例について学ぶことができ、有意義だったとの感想が聞けた一方、盛り沢山で、慌ただしかったとの反省の声も聞かれました。
3.今後の方向
普及指導課では、農村女性会議の活動を支援し、男女共同参画を推進していきます。
写真1 開会式の様子
写真2 レインボー体操を実演