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令和2年度吾妻ブドウ品評会の開催~生産者の栽培技術・意欲向上を目指して~

更新日:2021年3月12日 印刷ページ表示

令和2年10月19日発
吾妻農業事務所普及指導課

 吾妻地域で3回目となるブドウ品評会を開催し、7点の出品がありました。

1.ねらいと背景

 中之条町、東吾妻町、高山村では、主にレインカット方式によるブドウ栽培が行われており、栽培者は29名、栽培面積は2.2ヘクタールです。
 広域組織である「JAあがつま果樹生産部会」会員の栽培技術向上を目的に、3回目となるブドウ品評会が開催され、あわせて優良品種の検討を行いました。

2.取り組み内容

 今年の品評会は、9月25日にJAあがつまトマトセンターで開催しました。「藤稔」や「ブラックビート」などの様々な品種が、6品種7点出品されました。
 審査では、県の基準に基づき、品質(糖度・果肉)、外観(着色・損傷等)、形状(房形・揃い等)の3点を確認しました。出品数は昨年より少なかったですが、糖度は高く粒揃いなども良好であり、生産者の品質向上への意欲が高まったことを感じました。順位付けに苦労しましたが、金賞を受賞した果実は他の出品物と比較してブルームが濃く、着色や房のしまりも良好でした。
 審査後には、参加者が栽培した出品果実以外の様々な品種を持ち寄り、着色や食味などを比較し、地域に合う優良品種の検討を行いました。

3.今後の方向

 出品数が減少してしまったため、品評会の運営方法を改善して生産振興に結びつけていきます。また、栽培者ごとに品質のバラつきがあるので、入賞品をヒントに管理方法の改善点などを確認しながら指導を行っていきます。

審査の様子写真
審査の様子

金賞受賞した果実の写真
金賞受賞した果実

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