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八ッ場地域の干しイモ生産拡大のための営農指導

更新日:2021年3月12日 印刷ページ表示

令和3年1月20日発
吾妻農業事務所 普及指導課

 近年、八ッ場地域では干しイモ加工を目的としたサツマイモの作付けが増えています。そのため、栽培技術向上を図るためにサツマイモの栽培講習会の開催や栽培指導による営農支援を行いました。

1.ねらいと背景

 八ッ場ダム建設に伴い移転した林地区、横壁地区では主力品目の一つとしてサツマイモの栽培が行われており、加工された干しイモは「八ッ場芋」の商品名で、八ッ場あがつま湖の近くにある「道の駅八ッ場ふるさと館」で販売されています。しかし、生産者の栽培年数が浅いことや、農地造成がされて間もないことから、安定した生産量の確保が課題となっています。そのため、サツマイモ栽培の技術向上のための営農支援を行いました。

2.取り組み内容

 普及指導課では、サツマイモの育苗期から定期的にほ場を巡回し、栽培方法の指導やタブレットを活用して収穫後の貯蔵環境のモニタリングデータの情報提供をしてきました。
 令和2年12月には新型コロナウイルスの感染防止のため、参加者を5名に制限して、カネコ種苗株式会社榎本研究員を講師に「シルクスイートの特性と栽培方法」をテーマに栽培講習会を開催しました。栽培講習会では、施肥や貯蔵方法を中心に生産者から多くの質問があり、情報交換を図ることができました。

3.今後の方向

 サツマイモの栽培地域が高冷地であり作業適期が限られることや、道の駅への長期間出荷が可能な貯蔵方法が課題になります。そのため、定期的に栽培指導を行うとともに、貯蔵方法の検討を行う予定です。

採苗作業の指導の様子写真
採苗作業の指導の様子

サツマイモ栽培講習会の様子写真
サツマイモ栽培講習会の様子

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