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令和3年度「先輩農業者との交流会」の開催
令和3年12月20日発
吾妻農業事務所普及指導課
要約
普及指導課では、吾妻郡広域農業青年クラブ「GREEN PAL」との共催により新規就農者・研修生等を対象とした先輩農業者との交流会を開催しました。
本交流会に参加した新規就農者・研修生4名がGREENPAL会員として、新たに加わることとなりました。
1.ねらいと背景
吾妻地域では、地域農業の担い手減少や新型コロナの感染拡大等の影響もあり、新規就農者を含めた若手農業者間の交流の場が年々減少しています。また、広域農業青年クラブ「GREENPAL」においても、会員の減少とイベント等参加会員の固定化が進みつつあります。
そこで普及指導課では、GREENPALとともに吾妻郡農業振興協議会の後援のもと「先輩農業者との交流会」を開催し、新規就農者等と先輩農業者とのネットワークづくりを促しつつ、新規会員の確保を図りました。
2.取り組み内容
令和3年11月18日に「先輩農業者との交流会」を開催しました。内容は先輩農業者の視察と交流会の2部形式で、新規就農者・研修生5名とGREENPAL会員(先輩農業者)4名が参加しました。
第1部では、「六合の花」を栽培しているGREENPAL会員及び名誉経営士ほ場を視察し、切り花経営について学びました。参加者の半数程度を野菜農家が占める中、栽培管理や出荷方法等について多くの質問が上がりました。
第2部は川原湯温泉バーベキュー場にて交流会を行いました。経営相談やプライベートでの過ごし方など幅広い話題で盛り上がり、新規就農者等と先輩農業者間の交流が図られました。
3.成果と今後の方向
本交流会に参加した新規就農者・研修生4名がGREENPAL会員として新たに加わることとなりました。今後、開催される定例会や各種イベント等への参加を促し、青年組織活動が充実するよう支援していきます。
先輩農業者の花きほ場視察