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今日の谷川岳
更新日:2024年4月25日
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2024年4月25日(木曜日) センター前気温 10度(5時)
【本日の天候】
早朝は小雨でしたが徐々に回復していくようです。
昼前まで濃霧注意報が出ています。視界不良でのルート外しに注意。
登山届等の提出について
- 谷川岳遭難防止条例の規定により、毎年3月1日から11月30日までの間、「危険地区」(マチガ沢、一ノ倉沢、幽ノ沢、南面の岩場)に立ち入る場合は、登山届(または登山計画書)の提出が義務付けられています。(※バックカントリーなどでマチガ沢等に立ち入る場合も同様)
- 条例に違反した場合は処罰されますので、必ず届出を行ってください。
【お知らせ】
- 谷川岳危険地区の登山禁止は4月12日(金)に解除されましたが、残雪により雪崩、落雪、落石は発生しています。危険地区への登山届及び計画書を提出して入山される場合も慎重な状況判断が必要です。
- 登山指導センターは、登山指導員が不在の時間帯があります。不在の時間のお問合せは、電話(0278-72-3688)で受け付けておりますので、登山指導センター(同番号)までご連絡ください。
- 救助活動等で、電話に出られない場合や、対応にお時間をいただく場合があります。
- 谷川岳インフォメーションセンターは冬季開館時間10時~15時(水曜休館)。開館時のみ、谷川岳インフォメーションセンター内のトイレは利用可能です。また、インフォメーションセンター駐車場にあるトイレも使用可能です。
【装備、事前準備等】
- 登山道は残雪により雪山装備が必要です。アイゼンなどの滑り止め装備や冬山の防寒装備を持たずに登山した場合、滑落や凍死などの遭難の可能性が非常に高い季節です。
- 積雪状況は日々変化します。ルートや状況によってはピッケルも必要になります。
- 登山指導員が、安全に登山するための基礎知識を紹介する動画を公開していますので、参考にしてください。
安全登山の基礎知識~(1)装備編~<外部リンク>
安全登山の基礎知識~(2)事前準備編~<外部リンク>
安全登山の基礎知識~(3)登山当日編~<外部リンク>
安全登山の基礎知識~(4)よくある問い合わせ編~<外部リンク>
【登山届等】
- 天神尾根や西黒尾根等の一般の登山道のコースは危険地区(ロッククライミングルート)ではないため、10日前までの郵送による届け出は不要です。当日に登山カード記入やご自身で準備された計画書、群馬県警察ホームページ、コンパスやYamapアプリ等で提出してください。
- 一ノ倉沢登攀などの危険地区への登山届は、Faxやメールでは受け付けておりません。一方的な送信による提出は無効(無届)扱いとなりますのでご注意下さい。
【旧道・国道291号線】【新道】
- 登山指導センター先のゲートは冬季閉鎖中。原則として歩行者も通行禁止となっています。積雪期は雪崩の発生区になります。
【天神尾根】
- 肩ノ小屋の営業は終了しています。トイレも使用できません。
- 登山道は積雪し木道や岩場は凍結しています。アイゼンがないと登れません。装備なしでは非常に危険です。
- 山頂付近の最低気温は氷点下。風がある日は体感温度はさらに下がります。
【西黒尾根】【巖剛新道】
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下山に不向きのルートで下山時の滑落、転落に注意が必要です。
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積雪すると岩場のマーキングが見えなくなり岩も凍り付きます。鎖も埋まって使用できません。冬靴、12本爪アイゼンとピッケルが必要です。
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巌剛新道の下部は登山道に水が流れてとても滑りやすいコースです。上部の沢地形トラバースは滑落注意!
【田尻尾根】
- 下部は赤土が露出して非常に滑ります。転倒注意。
- 豪雨時はロープウェイ線下の重機道の橋が流されて渡れなくなる事があります。
【白毛門】
・なし。
【山小屋、避難小屋等】
- 肩ノ小屋の営業は終了しています。冬季避難小屋として利用可能ですがトイレは使えません。
- 各避難小屋は冬季は扉の凍結や積雪により埋まって入れなくなる事があります。
- 肩ノ小屋は5月1日より営業開始予定です。
- 大障子避難小屋及び越路避難小屋は冬期中に扉が開いてしまったため内部に大量の雪が吹き込んでいて利用不可の状態です。(4月1日時点)
- 他、避難小屋も雪が扉に挟まった状態などきちんと閉まっていないと扉が開いてしまい壊れたり雪が吹き込むなど後の登山者が利用できなくなってしまいます(命に関わる場合もあり)利用された方はマナーを守って小屋を後にして下さい。
お問い合わせ先
群馬県谷川岳登山指導センター
〒379-1728
利根郡みなかみ町湯檜曽
電話:0278-72-3688