ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織からさがす > 健康福祉部 > 国保医療課 > 平成29年度第1回群馬県医療費適正化計画に係る懇談会議事録概要

本文

平成29年度第1回群馬県医療費適正化計画に係る懇談会議事録概要

更新日:2018年4月2日 印刷ページ表示
  • 日時:平成29年8月7日(月曜日)19時00分から20時30分
  • 場所:群馬県庁舎7階 審議会室(群馬県前橋市大手町1-1-1)
  • 参加者:群馬県医療費適正化計画に係る懇談会委員13名出席(うち1名は代理出席)、幹事:県健康福祉部長ほか関係課長等(9名)

《配付資料》

  • 資料1 医療費適正化計画について
  • 資料2-1 群馬県医療費適正化計画(第2期)の概要について
  • 資料2-2 群馬県医療費適正化計画(第2期)の進捗状況について
  • 資料3-1 医療費適正化基本方針(国の指針)について
  • 資料3-2 医療費適正化基本方針における目標・施策等の考え方について
  • 資料4 本県の医療費をめぐる状況について
  • 資料5-1 第3期計画の全体構成について
  • 資料5-2 第3期計画の骨子案について
  • 資料6 意見照会様式
  • 参考資料1 群馬県医療費適正化計画(第2期)
  • 参考資料2 医療費適正化基本方針(本文)

会議内容

1 開会

 開会

2 あいさつ

 群馬県健康福祉部長 川原 武男

3 委員紹介、役員の選出

  • 委員となった13名の紹介。村山委員については森島氏が代理出席を報告する。
  • 互選により、群馬県社会福祉協議会会長 片野委員を会長に、公益社団法人群馬県医師会会長 須藤委員を副会長に選出する。

(1)医療費適正化計画について

  • 資料1に基づき、事務局から計画のあらましを説明する。

(2)群馬県医療費適正化計画(第2期)の概要と進捗状況について

  • 資料2-1、2-2に基づき、第2期計画の概要及び進捗状況を説明する。

○委員意見

  • アウトプットの数字だけでなく、アウトカムの数字についても、視野に入れて欲しい。
  • 協会けんぽのデータによると、平成26年度までは、加入者1人あたりの医療費の伸びは、1%台後半から2%程度であったが、平成27年度は、高額な薬剤が保険医薬品として収載された関係で、4.4%という高い伸びとなっている。
  • 第3期の計画を策定にあたっては、足下の平成27年度の数字を検証して欲しい。

○委員意見

  • 第2期計画におけるたばこ対策の目標に、「未成者の喫煙をなくす」があるが、どのように把握するのか。

○幹事回答

  • 未成年者の喫煙率の調査は非常に難しいが、調査結果に基づく数字である。未成年者の喫煙をなくすことは当然のことである。

(3)医療費適正化基本方針(国の指針)について

  • 資料3-1、3-2に基づき、国の指針を説明する。

○委員意見

  • 特定健診・特定保健指導の受診率を上げても、指導する人によって効果に差が生じては困る。

○委員意見

  • 太田市の特定健康診査では、受診者の自己負担を無料化しているほか、未受診者の受診勧奨を行っている。受診率は少しずつ上がってきている。

○委員意見

  • 各市町村で、国保加入者を対象とした人間ドックを実施しているが、受けて欲しい対象者層が、受診してない場合もある。受診率だけにとらわれない方がいい。

○委員意見

  • メタボリックシンドロームに係る疾病による入院外の1人当たりの医療費を調べると、男女ともに、特定保健指導を受けている方が少ないというデータがある。特定保健指導を受けると医療費は下がると考えている。

○委員意見

  • 生活習慣病については、生活習慣を正すための指導が行われるが、生活習慣は、社会環境により規定されることが多い。
  • 特定保健指導の受診率を上げたから、効果がでるというものではなく、ワークライフバランスなど、社会環境を変えないと、生活習慣は変わらない。

(4)本県の医療費をめぐる状況

 資料4に基づき、本県の医療費をめぐる現状を説明する。

○委員意見

  • 特に、高齢者で、薬剤の多剤投与の状況が認められる。
  • 県薬剤師会では、医師と協力し、薬剤を減らすための対策をとっている。

○委員意見

  • 生活習慣病対策に力を入れている市町村では、特定健診等の受診率も高い傾向にあり、住民の意識も高い。根気強く対応していくことが重要である。
  • 県では、糖尿病対策に力を入れているが、気がつかないうちに、検査数値が高くなることがある。そういう人たちに、どう気づかせ、生活習慣を改善させていくかは、住民に近くにいる市町村の役割である。それをバックアップするのが県の役割である。県民総ぐるみで実施する必要がある。
  • 長野県は、健康寿命が長く、医療費も低い。これは、長年の健康づくりの成果だと思う。これを機に意識を持って、取組を進めていく必要がある。

○委員意見

  • 糖尿病は、治療の中断がよくないといわれている。経営者と働く人たちの意思統一が必要である。

○委員意見

  • 働き方改革のなかで、労使がしっかりと話し合う必要がある。

○委員意見

  • 嬬恋村の国民健康保険ベースの1人当たりの医療費は、県内でも低いが、特定健診の受診率向上だけでなく、健診後のフォローに熱心に取り組んでいる。そうしたことが、1人当たりの医療費の低下につながっていると感じている。
  • 受診者の増加すれば、早期発見の機会も増える。できることをしっかり取り組むことが重要である。

○委員意見

  • 骨子の中に、歯科検診が入っていないが、糖尿病と歯科検診との関係もあるので、検討して欲しい。

○幹事回答

  • 御指摘を踏まえて、対応していきたい。

○委員意見

  • 国の基本方針にとらわれず、県の独自性は出せるのか。

○幹事回答

  • 国の基本方針により、骨格の部分は、必須で定めることが求められているが、個々の取組については、県で独自に盛り込むことになっている。

○委員意見

  • 他の計画との関係図に、がん対策推進計画などが記載されていないので、書き加えて欲しい。
  • 本計画は、分野ごとの計画を集めたものではなく、全体像をしっかり把握すべきである。
  • 分野によっては、労働局や教育委員会が連携して取り組むことが重要である。

○委員意見

  • 若い頃に肥満になると、その後は高血圧になりやすい。労働環境が重要である。

○委員意見

  • 生活習慣病の重症化予防として、糖尿病性腎症に特化して取り組んでいる県もある。本県の取組はどうか。

○幹事回答

  • 本県は、糖尿病による透析が多い。県では、関係機関等を構成員とする会議を設置し、対策を進めている。

○会長意見

  • 本日の意見を踏まえて、引き続き、計画策定を進めて欲しい。

「群馬県医療費適正化計画(第3期)について」に戻る