ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織からさがす > 生活こども部 > 県民活動支援・広聴課 > 第26回情報公開審議会議事概要

本文

第26回情報公開審議会議事概要

更新日:2019年5月7日 印刷ページ表示
  1. 日時 平成31年3月14日(木曜日)10時00分~11時55分
  2. 場所 群馬県庁第171会議室(県庁17階)
  3. 出席者 情報公開審議会委員4名、事務局6名
  4. 議事
    (1)群馬県情報公開条例の施行状況について
    (2)県民センターの在り方について
    (3)審議会等の情報公開について
    (4)群馬県情報公開審議会審議要領の改正について
    (5)その他

(1)群馬県情報公開条例の施行状況について

(長谷川会長)
それでは、議事の(1)「群馬県情報公開条例の施行状況について」事務局から説明をお願いします。

■事務局から、「資料1~2」に基づいて説明を行った。

(長谷川会長)
ただいまの説明について、御質問、御意見がございましたら、お願いします。

(長安委員)
2ページの公文書開示請求制度の利用状況に関して、請求内容のうち、社会福祉施設関係で請求件数が急増していますが、これは法令の変更等があったのですか。

(事務局)
特定の方から一度に多くの請求が行われたものです。

(長安委員)
パブリックコメントの実施結果に関して、「肝炎対策推進計画」、「特別支援教育推進計画」及び「バリアフリーぐんま障害者プラン」に多く意見が寄せられていますが、これは保護者の方等、当事者の方からのコメントが多いのでしょうか。

(事務局)
各担当所属が実施しており、どのような方から意見が寄せられたかについて詳細は把握をしておりませんが、パブリックコメントの実施に際しては、関係団体等に周知している場合もあるので、当事者の方からの意見も多いのではないかと思います。

(片岡委員)
請求内容の「その他」というのは、いずれの年度も件数が多いですが、どういった内容に関して請求がされているのでしょうか。

(事務局)
例えば職員の氏名や職名の開示を求めるというものもあり、雑多で分類するのは困難です。

(長安委員)
不服申立て案件の内訳を見ると、裁決等及び処分性がないものに対する不服申立てというのが件数が多く、他に捜査費、警察関係や裁判関係などがありますが、こういったものも分類されるでしょうか。

(事務局)
警察関係などは、その他に含まれていると思います。

(戸塚委員)
パブリックコメントとして意見を募集する方法は、県民センターでの資料配付の他には、どのような方法で行っていますか。

(事務局)
基本的に県のホームページへ掲載し、県民センターや行政県税事務所で資料を配架しております。その他に、担当所属によっては自らの所属や関係する地域機関、例えば土木事務所で資料を配架する場合があります。また、関係団体に周知している場合もあります。

(戸塚委員)
かなり広い範囲で意見を募集しているのは分かりましたが、私もこの審議会に参加させていただいて、初めてパブリックコメントを行っていることが分かったので、例えば、教育関係など県の取り組みに興味のある方は大勢いらっしゃると思うので、専門的な関わりのない方にも、もっと意見募集しているという告知をしていいのかなと思います。

(事務局)
制度の趣旨は、広く県民の方の意見を募るということなので、ただいまの御意見は今後実施する際に各所属に伝えたいと思います。先ほどの説明から漏れましたが、報道提供も行っておりまして、新聞記事として掲載される場合もあります。そういった媒体も活用していきたいと思います。

(長安委員)
「DV対策推進計画」の作成に関わったので、寄せられた意見の内容を確認してみたら、数字の書き方が間違ってたので直したらどうか、という意見でした。本当に意見のある人に届けるのは難しいですが、この計画も当事者の人に、「あなたを支援するものですよ」、と届いて欲しいです。

(片岡委員)
意見が出ていないものは、専門性が高くて県民の方が読んで分かるかというと、そうではないものも多いのかなと思います。私も、ニホンジカ、イノシシ、カワウの適正管理計画の作成に関わった際に中身を見たのですが、かなり専門性が高くて、一般の方が読んでも難しく感じると思います。農山村など現場に住んでいる方は、鳥獣害で悩んでいて思うところは色々あるだろうけれども、そういった方の声をなかなか拾えないのではないかと感じるところです。パブリックコメントで計画等をそのまま見せて意見を募ってはいますが、何かもう少し、分かり易く伝える工夫ができないのかなと、パブリックコメントを求める時に感じているところです。専門性が高い場合には、1枚で概要版のようなものを分かり易く作ってもいいのかなと思います。

(事務局)
原案を公表する際は、合わせて概要版を公表することとしていますが、専門性が高い場合は概要版でも難しいのかなと思います。なるべく簡略化できるような資料を作成するよう考えていきたいと思います。

(長谷川会長)
公文書提供制度に関して、メールで受け付けてメールで提供すると聞いて利用者にとって便利だと思いましたが、そこまでするならホームページで公表してもいいのではないかと思います。例えば食品営業許可や建設業許可の一覧ならホームページで公表してもいいのではないかと思いましたが、この二つに限らず、ホームページでの公表へ移行した情報はありますか。また、更なる公表に移行していくものはありますか。

(事務局)
ホームページに公表すれば、誰でもいつでも見られるので、一番好ましいと考えています。これまでも、提供制度の対象であったものをホームページで公表し、提供制度の対象から外したことはありました。ホームページでの公表に移行するかどうかは、随時更新する手間とメールで1件ごとに提供する手間との比較衡量などとなり、食品営業許可は担当所属で検討したことはあるのですが、いまだホームページでの公表には至っていません。

(長安委員)
全部開示している先進県はあるのですか。自治体によって許可件数の規模など事情が違いますよね。

(事務局)
他の自治体では、食品営業許可をホームページで公表しているところはあります。

(長谷川会長)
意見募集期間を見ていると、1ヶ月くらいが多いかなと思いますが、短ければ2週間くらいということもあり、あまり長いことはないようです。これは目安や決まりがあるのですか。

(事務局)
要綱で基本的に30日間確保するようにとしており、やむを得ない事情があれば、短縮することもできるとしています。特に年度末に実施している案件については、施行は翌年度の始めからということも多く、スケジュールの都合で短縮することがあります。30日より多く日数をかけているものは、少ない状況です。

(長谷川会長)
伸ばそうと思えば伸ばせるのですね。内容や分量に応じて、形式的に行うのではなく、実のある運用として欲しいです。

(事務局)
募集開始の前に60日間の予告期間があり、その際は資料を公表していませんが、こういう案件で行うという予告は実施しているので、全体的には数ヶ月間公表しています。

(長安委員)
予告の期間を含めた合計90日間に、どこまで広く周知することができるかということですよね。

(戸塚委員)
予告期間というのは、いいですね。

(事務局)
予告はホームページへの掲載と県民センターや行政県税事務所での配架を行っています。それ以外については、実施する所属の判断で行っております。

(長谷川会長)
それでは、以上をもって、本議題への御質問、御意見は終了したいと思います。

(2)県民センターの在り方について

(長谷川会長)
続きまして、議事(2)「県民センターの在り方について」、事務局から説明をお願いします。

■事務局から、「資料3」に基づいて説明を行った。

(長谷川会長)
ただいまの説明について、御質問、御意見がございましたらお願いします。

(長安委員)
利用人数が大幅増(対前年比約1万人)というのは、努力の成果だと思います。ネット検索で「ぐんまちゃん広場」と入れると、その下の候補に県民センターの仕事が出てきますが、こういう部分が大事だと思います。「ぐんまちゃんのお仕事日記」というところにもリンクを張るなどすれば、県民センターが表示されるのではないかと思うので、「ぐんまちゃんのお仕事日記」で、今日はどこに行きましたとかありますが、あそこのどこかに「県民センター」をキーワードとして入れておくと繋がるのだろうと思いました。
大学との連携ですが、男女共同参画の関係でダイバーシティの推進ネットワークというのを、うちの大学が事務局として14大学でやっています。それを活用して、経済系の大学もそうだし、うちは社会情報があるけれども、授業の中で県民センターで調べるというのを入れて貰えると利用者が増えると思います。私の授業の中では、「人生に一度は男女共同参画センターに行こう」というのを入れていて、学生がみんな行くんですよ。そうすると、こんなところがあったんですね、と驚くので、そういった授業に一コマ入れて貰えると、数百人の単位で利用者が増えると思います。
また、ぐんまちゃんスタジオの写真の下など、どこかに「in 県民センター」と入れると、インスタなどで県民センターということが分かって、県民センターを検索して来てくれると思います。結論として、「月に1度は来たくなる県民センター」というより、「誰かを連れて来たくなる県民センター」がいいと思います。一度来たら、次は誰か誘いたいと思うようなセンターにして、リピーターというより新しい人に来て貰うのがいいと思います。配布しているハガキやカードにも必ず「県民センター」というのを入れるようにして、「県民センターって何?」と思って検索してくれるようにする。PRが控えめなので、どんどん「県民センター」というのをロゴとして推していくといいと思います。

(事務局)
「ぐんまちゃんのお仕事日記」は広報課の担当となっているので、連携を検討したいです。大学との関係では、とてもありがたいお話を聞かせていただいたので、直接担当と大学へお伺いさせていただき、具体的な話をできたらと思います。また、写真の県民センターの名前についても入れていけたらと思います。

(片岡委員)
大学との連携についてですが、それぞれの学生さんの専攻等で分野が違ってきたり、講義で案内した場合も内容によって異なってくると思うので、どういう資料が県民センターに収蔵されているのかということを学生に案内できるような工夫をしていただけると助かります。本学の地域政策学部だったら行政資料でこういうものがあるとか、歴史系の講義なら、それぞれの地域の郷土の歴史だったり、前橋市史などそれぞれの行政が作っている資料もありますので、それぞれの先生の専門や学生の専攻で案内し易い工夫をしていただけるといいと思います。
先ほど長安委員もおっしゃっていましたが、講義を通じて連携を図る際に、大学への出前講義とか、大学に行って県民センターのことや情報公開やパブリックコメントのことなど一通り、県の情報公開に関する講義をワンパックにして貰えると、学生にこの審議会で審議しているような内容も含めて知って貰ったり、参画して貰ったりすることができるのではないかと思います。特にパブリックコメントを募集しているような、健康の問題だったり福祉の問題だったりそれぞれ専門としているところだったり関心のあるところで、学生なりに若い人の意見が入ってくるといいなと思いますので、大学への出前講義も行うと効果的かと思います。
先ほど長安委員もおっしゃっていた、スタジオの写真に「県民センター」と入れるのに加えて、日付を入れたらいいのではないかと思います。先ほど、県民センター内でぐんまちゃんのスタンプを押したのですが、今日の日付が入っていて、いつ来たのか分かってとてもいいなと思って、それが写真にも簡単な仕掛けで反映されればといいと思いました。

(事務局)
資料が多くある中で、どれが必要になるかということがあるので、大学に伺った際に担当からどういう資料が学生さんの興味を引けるか確認し、授業の内容に具体的に合うような資料を作成できればいいと思いました。出前講座は有意義だと思うので検討してみたいし、日付を入れることも検討してみたいです。

(戸塚委員)
大学への出前講座の話は分かり易くていいなと思います。もっと、広く捉えると、地域のことを研究発表したりするのは小学校の社会科の授業から始まるので、資料の項目までは必要ないかもしれませんが、県民センターにはこんなことがあるというのを、学校向けに掲示板に貼って貰えるようなポスターを作成してはどうかなと思います。今回、分かり易いパンフレットができたので、これを要約した拡大版をA2サイズくらいで職員室の廊下側の壁に貼って貰って、子ども達がぐんまちゃんを見て、県民センターっていうのがある、というのを小、中、高、大学生まで皆に分かって貰えるようなポスターを作ってもいいのではないかと思います。そんなに部数は多くは要らないと思いますが。そういうことで、自分で探しても地元の図書館に資料がない場合に、「ここに行けばあるかも」と思うこともあるだろうし、スタジオがあれば行ってみたいという気持ちも浮かんでくるかもしれないです。以前、初めて審議会に出た時に、小さいうちから群馬県の良さを刷り込んだ方が良いということを言いましたが、そういう意味でも効果があるのではないかと思うので、御検討下さい。
もう一点、ぐんまちゃんスタジオですが、桜と観音様の背景でとても春らしくていいと思いました。このぐんまちゃんのポーズが、毎回右手を上げていて同じですが、これは変えることはできないのですか。

(事務局)
これは作成時の状態のままで、動かすことはできないです。

(戸塚委員)
今回、衣装のイラスト募集をされたということなので、それを着れば雰囲気も変わると思うし、衣装や持たせる小道具で背景以外にも季節感がプラスされると思います。群馬の県産材を使っているステージと看板かと思いますが、日付を入れるのも、県産材を使った木製のキュービックでサイコロのように動かして日付を変える形での表示ができるようにするのもいいのではないかと思います。

(事務局)
学校への働き掛けに関して、ポスターについては検討してみたいです。スタジオの日付の表示ですが、ぐんまちゃん広場自体が、基本的にキッズコーナー、図書の部分やスタジオも県産材をアピールするということで使っていますので、日付の表示も林政部門と話をして県産材の活用を考えてみたいです。

(長安委員)
小学校へ発信するのなら図書室の司書の方がいいと思います。字の好きな子どもが何か調べたい場合には司書の方が案内するので、司書の方にセンターを知って貰うのが大事だと思います。司書の方の勉強会があるので、そういう場に県民センターの方が出かけていって、出前講座のような形で話をされればいいのではないでしょうか。高校などで調べ物をする学習の際には使って貰えるし、司書の方は力もネットワークもあるのでいいと思います。ポスターはあまり大きいと貼る場所がないので、図書館の壁に貼って貰えるようなサイズ感のものを作ればいいのかなと。司書の方も県民センターにどんな情報があるのか知らないと思います。

(戸塚委員)
来たら楽しい、ということも伝えて貰いたいと思います。

(長安委員)
これだけ頑張っているのだから、もっとアピールしないと。

(長谷川会長)
それでは、以上をもって、本議題への御質問、御意見は終了したいと思います。

(3)審議会等の情報公開について

(長谷川会長)
続きまして、議事(3)「審議会等の情報公開について」、事務局から説明をお願いします。

■事務局から、「資料4」に基づいて説明を行った。

(長谷川会長)
ただいまの説明について、御質問、御意見がございましたら、お願いします。

(片岡委員)
ホームページでの公開で90%が対応という説明がありましたが、残りの10%であまり進まない原因は、何でしょうか。

(事務局)
そもそもページを作っていない所属もあり、業務多忙や様々な理由があると思われます。

(片岡委員)
今後は、フォーマットの提供等、取り組みやすい形で作成の支援ができそうですか。

(事務局)
ホームページの作成方法は慣れればすぐにできますが、慣れていないと着手するのが大変なので、作成を働き掛けるにあたり、ホームページの画面を表示して順番にどこを押すというマニュアルを配ってあるので、それを見れば対応できると考えています。

(片岡委員)
全体的にも進捗し、目標に近づいていると思いました。

(長安委員)
23と51の審議会はリンクが外れてますね。

(事務局)
ホームページに審議会の一覧のページがありまして、現在、審議会の名前からリンクを張って次の説明ページに移るようになっているページと、リンクが張られていないページがあって、今回の取り組みと合わせて、一覧表から新しいページに全てのリンクが張られるようにします。

(長安委員)
先ほどの2件は単純にアドレスが間違っているようです。いじめの再調査委員会というのがありますが、詳細は開示できないですよね。

(事務局)
審議の内容は開示できないので、設置日や根拠など支障のない情報のみを開示しています。委員さんの名前も議論に支障がある場合には開示しないこともあります。項目は統一しますが、内容は同一ではありません。

(長谷川会長)
それでは、以上をもって、本議題への御質問、御意見は終了したいと思います。

(4)群馬県情報公開審議会審議要領の改正について

(長谷川会長)
続きまして、議事(4)「群馬県情報公開審議会審議要領の改正について」、事務局から説明をお願いします。

■事務局から、「資料5」に基づいて説明を行った。

(長谷川会長)
ただいまの説明について、御質問、御意見がございましたらお願いします。

(長谷川会長)
この審議会の議事録は、発言者及び内容もよく公開されていますね。

(各委員)
提案どおりの改正で、よろしいと思います。

(長谷川会長)
それでは、以上をもって、本議題への御質問、御意見は終了したいと思います。

(5)その他

(長谷川会長)
続きまして、議事(5)「その他」について、事務局からお願いします。

■議事録を作成し公表することについて委員了承。

(長谷川会長)
以上で予定しておりました議題はすべて終了しました。委員の皆様方には、活発に御議論をいただきありがとうございました。これをもちまして、第26回群馬県情報公開審議会を終了させていただきます。御協力ありがとうございました。

(6)閉会

以上をもって議事を終了し閉会した。

資料

群馬県情報公開審議会へ戻る