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令和4年度 病害虫発生予察情報 第8号(11月予報)

更新日:2022年12月9日 印刷ページ表示

予報の概要

予報の概要一覧

作物名

病害虫名

対象地域名

発生時期

発生量

野菜類・

花き類

アブラムシ類

栽培地帯全域

 

ハスモンヨトウ

栽培地帯全域

 

トマト・

キュウリ

コナジラミ類

施設栽培地帯全域

 

やや多

キュウリ

褐斑病

施設栽培地帯全域

 

べと病

施設栽培地帯全域

 

うどんこ病

施設栽培地帯全域

 

アザミウマ類

施設栽培地帯全域

 

イチゴ

うどんこ病

施設栽培地帯全域

 

ハダニ類

施設栽培地帯全域

 

秋冬ネギ

さび病

栽培地帯全域

 

ネギアザミウマ

栽培地帯全域

 

シロイチモジヨトウ

栽培地帯全域

 

(発生時期の空欄は連続発生)

主な病害虫の発生予報

1)トマト・キュウリ

コナジラミ類

発生地域

発生時期

発生量

施設栽培地帯全域

 

やや多

1 予報の根拠

  1. 現在までの発生量はトマトで平年並~やや多く、キュウリではやや多い。
  2. 今後1か月の気象予報(11月3日発表)によると、平年と同様に晴れの日が多く、平均気温は高い確率40%、降水量は少ない確率40%、日照時間は多い確率40%である。

《発生しやすい条件:生育適温20~30度で、乾燥条件の場合。》

2 防除上注意すべき事項

  1. タバココナジラミは、トマト黄化葉巻ウイルス(TYLCV)*注1、ウリ類退緑黄化ウイルス(CCYV)*注2を伝搬するので注意する。本年はトマト黄化葉巻病の発生は平年並、キュウリ退緑黄化病の発生がやや多い。発病株を発見した場合は直ちに抜き取り、施設外へ持ち出して適切に処分する。
  2. 施設の開口部は全て防虫ネット(目合い0.4ミリメートル以下が望ましい)を設置して、施設内への侵入を防止する。
  3. 多くの植物に寄生するため、ほ場及び周辺の雑草は除去する。
  4. 黄色粘着板を設置し、成虫の発生状況を把握しながら適期防除を行う。
  5. 薬剤散布は幼虫が寄生している葉裏に薬液が充分かかるように行う。また薬剤抵抗性の発達を防ぐため、同一系統薬剤の連続散布を避ける。
  6. 抑制キュウリの栽培終了後はすべての株を速やかに枯死させる。株の枯死後、雑草が無い状態で施設を密閉して、コナジラミ類成虫を餓死させる。

*注1 トマト黄化葉巻ウイルス(TYLCV)によるトマトの病害名:トマト黄化葉巻病

*注2 ウリ類退緑黄化ウイルス(CCYV)によるキュウリの病害名:キュウリ退緑黄化病

2)イチゴ

ハダニ類

発生地域

発生時期

発生量

施設栽培地帯全域

 

1 予報の根拠

  1. 現在までの発生量は平年並である。
  2. 今後1か月の気象予報(11月3日発表)によると、平年と同様に晴れの日が多く、平均気温は高い確率40%、降水量は少ない確率40%、日照時間は多い確率40%である。

《発生しやすい条件:生育適温20~30度で、晴天が続き乾燥条件の場合。》

2 防除上注意すべき事項

  1. 発生量が高密度になると防除が困難となるので、早期発見及び早期防除に努める。また一部で発生が多くなっているほ場も見受けられるため注意する。
  2. 薬剤抵抗性の発達を防ぐため、同一系統薬剤の連続散布を避ける。
  3. 天敵を導入するほ場では、導入前に防除を徹底し、できる限りハダニの密度を下げる。導入後の薬剤防除は、天敵に影響のない農薬を選択して行う。

3)ネギ

シロイチモジヨトウ

発生地域

発生時期

発生量

栽培地帯全域

 

1 予報の根拠

  1. 現在までの発生量は平年並~やや多い。
  2. 県内のフェロモントラップ調査では、10月の総誘殺数が2調査地点中1地点で平年より多い。
  3. 今後1か月の気象予報(11月3日発表)によると、平年と同様に晴れの日が多く、平均気温は高い確率40%、降水量は少ない確率40%、日照時間は多い確率40%である。

《発生しやすい条件:気温が高いと世代間が短縮し発生回数が多くなり、被害が多くなる。》

2 防除上注意すべき事項

  1. ほ場をよく見回り、葉の先端部のかすり状の症状や白変葉、若齢幼虫の発見に努め、早期防除を行う。
  2. 卵塊や若齢幼虫の集団を見つけたら速やかに取り除き、ほ場外で処分する。
  3. 中老齢幼虫や、葉の内部に食入した後は農薬の効果が低下するので、若齢期の防除適期を逃さないよう注意する。
  4. 雑草にも寄生するので、ほ場周辺の雑草を除去する。
  5. 薬剤抵抗性の発達を防ぐため、同一系統薬剤の連続散布を避ける。

その他の病害虫の発生予報

その他の病害虫の発生予報一覧

作物名

病害虫名

発生時期

発生量

特記事項

野菜類

花き類

アブラムシ類

 

各種トラップへの有翅アブラムシ類の飛来数は平年並。

ハスモンヨトウ

 

現在までの発生量は平年並。フェロモントラップ調査による誘殺数は1地点で増加傾向にあるが、他の3地点では平年より早く減少傾向がみられる。

施設栽培では施設の開口部に防虫ネットを張り、成虫の侵入を防ぐ。施設内で幼虫を確認した場合は初期防除を徹底する。

キュウリ

褐斑病

 

現在までの発生量は平年並。

べと病

 

現在までの発生量は平年並。

うどんこ病

 

現在までの発生量は平年並。

多発してからの薬剤散布では防除

効果が劣るので、発生を認めたら早めに防除する。

アザミウマ類

 

現在までの発生量は平年並。

抑制キュウリの栽培終了後はすべての株を速やかに枯死させる。株の枯死後、雑草が無い状態で施設を密閉して、アザミウマ類を餓死させる。

イチゴ

うどんこ病

 

現在までの発生量は平年並。

多発してからの薬剤散布では防除

効果が劣るので、発生を認めたら早めに防除する。

秋冬ネギ

さび病

 

現在までの発生量は平年並。

ネギアザミウマ

 

現在までの発生量は平年並。

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