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第3回環境森林部指定管理者選定委員会(野鳥の森施設及び各県立森林公園)概要

更新日:2013年11月19日 印刷ページ表示

1 日時

平成25年10月9日(水曜日)午後1時05分から午後5時00分

2 場所

群馬県庁101会議室

3 出席委員

7名(欠席なし)

4 議事

(1)プレゼンテーション・採点方法等について

事務局から資料に基づき説明を行った。

主な質疑等

委員:障害者雇用率はどこで使うのか。
事務局:第2次審査の採点を行うときに使用する。
委員:申請団体の全体の雇用率ということか。
事務局:そのとおりである。
委員:みかぼパークマネジメントJVの雇用率はどのように算定しているのか。
事務局:グループ申請のため、構成事業者の平均で算定している。

(2)第2次審査

1-1 21世紀の森(利根沼田森林組合)

 申請団体である利根沼田森林組合が、申請に基づいて事業内容等についてプレゼンテーションを行った後、選定委員による質疑・応答が行われた。その後、選定要項に基づいた採点表により、各選定委員が採点を行った。

主な質疑等

委員:雪合戦の参加者はどのくらいか。
申請者:400人くらいである。道路の除雪が必要なので、制約がある。
委員:今後、利用者を増加させる取組は、どんなことを考えているか。
申請者:夜の暗さを利用し、星空の観察会などを予定している。
委員:市道や村道等のアクセス道路の整備要請について、改善される見通しはどうか。
申請者:村道の整備を期待しているところである。
委員:音楽祭はよい事業だが、地域のイベントという感じで、県内全域まで浸透していないのではないか。夏だけでなく年間を通しての活性化の努力が必要ではないか。
申請者:音楽祭の周知はまだ足りないところがあると認識している。なお、公園には施設がほとんど無く、森林もスギ林等が多いので、自然観察等の通年集客は難しい。
委員:職員の雇用期間はどうなっているか。休日のイベントが多いようだが、振替は実施されているか。
申請者:雇用期間は3~12月である。振替はきちんと実施している。
委員:施設の作業員にも社会保険を適用しているのか。
申請者:雇用期間は適用している。

2-1 赤城森林公園・赤城ふれあいの森(群馬県森林組合連合会)

 申請団体である群馬県森林組合連合会が、申請に基づいて事業内容等についてプレゼンテーションを行った後、選定委員による質疑・応答が行われた。その後、選定要項に基づいた採点表により、各選定委員が採点を行った。

主な質疑等

委員:今後、利用者を増加させる取組は、どんなことを考えているか。
申請者:利用料金制度を活かして、平日の宿泊客を伸ばしていきたい。
委員:繁忙期と閑散期では、利用者数がどのくらい違うのか。
申請者:一番多い8月は約7万人で避暑目的の利用も多い。一番少ない2月は5千人くらいである。

2-2 赤城森林公園・赤城ふれあいの森(株式会社日本水泳振興会群馬支店)

 申請団体である株式会社日本水泳振興会群馬支店が、申請に基づいて事業内容等について、パワーポイントによるプレゼンテーションを行った後、選定委員による質疑・応答が行われた。その後、選定要項に基づいた採点表により、各選定委員が採点を行った。

主な質疑等

委員:(プレゼンテーションのパワーポイントの写真で)草刈り機を黒い服で扱っていたが、あれは危ない。山の作業の経験が足りないのではないか。
申請者:会社のチームカラーの濃い青の服装で作業してしまった。今後気をつけたい。
委員:プール管理は優れているようだが、自然管理のノウハウが少ないように見受けられる。山の経験のあるスタッフを、どうやって確保するのか。
また、県内にいるスタッフが少なく感じるが、いざという時の対応はどのように考えているのか。
申請者:赤城少年の家で7年間の実績がある。スタッフについては、現在働いている人の継続雇用及び自治会や民生委員の組織の統合により手の空いている方がいるので、協力してもらう予定である。
現時点での県内の雇用は15名だが、全国では150名おり、公園管理のスタッフもいるので有事にも対応できる。
委員:入社後3年以内の退職者はいるか。未払い残業代はないか。
申請者:入社後3年以内の退職者は1割未満である。未払い残業代はない。
委員:「スタッフは最低1名以上常駐」とあるが、それで対応できるのか。
申請者:閑散期には1名で対応したい。
委員:自然公園の管理に関するノウハウに不安はないのか。
申請者:鹿児島県で阿久根島という島を丸ごと管理している実績もあり、大丈夫である。
委員:収支計画が赤字になっているのはなぜか。
申請者:自主事業も合わせて均衡させたい。
委員:社員1名、パート6名で緊急時に対応できるか。プールでは大丈夫でも自然相手では不安である。
申請者:緊急時には、自治会など地元のネットワークにも協力を求める。
委員:この人数でローテーションを組むことが可能か。
申請者:赤城少年の家では運用できており、現管理の状況を聞いた限りでは、運用できると考えている。

3-1 さくらの里(一般財団法人群馬県森林・緑整備基金)

 申請団体である一般財団法人群馬県森林・緑整備基金が、申請に基づいて事業内容等について、パワーポイントによるプレゼンテーションを行った後、選定委員による質疑・応答が行われた。その後、選定要項に基づいた採点表により、各選定委員が採点を行った。

主な質疑等

委員:イベントはどんなものを予定しているか。
申請者:撮影会、ミニ観察会、自然観察会などである。
委員:繁忙期の現地の交通事情はどうか。
申請者:繁忙期は交通整理員を配置している。駐車場が満杯になって入れないこともある。
委員:季節の山野草が少ないのではないか。
申請者:桜の維持管理を優先しているため、できるだけ下刈りを頻繁に行うようにしている。
委員:園内の傾斜がきつくて、高齢者には大変である。
申請者:できるだけ広い年齢層の方に来ていただきたいと考えているので、(今後管理者に決定した場合は)歩道の改修等は県と協議していきたい。
委員:樹勢回復に向けた根本的な対策はあるか。
申請者:ソメイヨシノについては、当地が本当に適地であるかを含め、専門家の意見を聞きながら検討していきたい。それまでは施肥等の対策になる。
委員:支出内容で、賃金、給料、謝金の違いは何か。
申請者:賃金は現地係員、給料は正規職員、謝金はイベント講師が対象である。

4-1 みかぼ森林公園(一般財団法人群馬県森林・緑整備基金)

 申請団体である一般財団法人群馬県森林・緑整備基金が、申請に基づいて事業内容等について、パワーポイントによるプレゼンテーションを行った後、選定委員による質疑・応答が行われた。その後、選定要項に基づいた採点表により、各選定委員が採点を行った。

主な質疑等

委員:イベントは年間何回くらい予定しているか。
申請者:従来行っていた秋に加え、初夏と夏の3回を予定している。野鳥の会や登山用品店等との連携も考えている。
委員:将来的な植生保護対策について、どう考えているか。
申請者:当面は管理人による巡視を増やし、地元の保護団体とよく相談して進めていきたい。盗掘については、「採らない」という意識付けが大切であり、基本的には今までの管理を踏襲していきたい。
委員:子どもへの教育について、どう考えているか。
申請者:団体などと連携して、子どもたちを対象とした自然観察会などを開催したい。大型バスだと来るまでに酔ってしまうような場所なのが問題である。

4-2 みかぼ森林公園(みかぼパークマネジメントJV)

 申請団体であるみかぼパークマネジメントJVが、申請に基づいて事業内容等について、パワーポイントによるプレゼンテーションを行った後、選定委員による質疑・応答が行われた。その後、選定要項に基づいた採点表により、各選定委員が採点を行った。

主な質疑等

委員:勤務する人は若いのか。
申請者:現地の係員は、基本的に現在の方を継続雇用したい。
委員:自主事業について、地元の自然保護団体とは既に話し合っているのか。
申請者:「一緒にやっていこう」ということで合意に達している。
委員:企業として、採算に魅力がある条件とは考えにくいがどう考えているのか。
申請者:管理の本体は採算が取れている。自主事業の赤字は物販との連携により小さくし、足りない分は企業の社会貢献枠と考えている。いずれにしても最初の5年間は勉強である。
委員:利用と保護のジレンマについてはどうか。
申請者:矛盾する課題だが、「よい利用者」を増やしていくことが大切である。地元の団体との関係も「怒られながら調和させていく」のがスタンスである。
委員:無線などに係る経費は、収支計画のどこに入っているのか。
申請者:機器は本社からのレンタルなので、自主事業の使用料に計上している。

(以上)

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