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【6月】ナス産地発展のために

更新日:2022年7月29日 印刷ページ表示

 関係機関と連携して、単為結果性ナス「PC鶴丸」(以前はTNA-168)の現地検討会や半促成・露地ナスの新規に栽培を始めた人を対象とした講座を実施し、ナス産地としてのさらなる発展を目指しています。

1 ねらいと背景

 佐波伊勢崎地域はナス栽培が盛んです。当センターでは、関係機関と連携し、単為結果性ナス「PC鶴丸」の現地検討会や半促成・露地ナスの新規講座を通じて、収量や品質の向上によるさらなる産地の発展を図っています。

2 取り組み内容

(1)単為結果性ナス「PC鶴丸」の現地検討会の実施

 JA佐波伊勢崎と連携して、5月23日に品種を育成した種苗会社を招き、感染症対策を実施の上、現地検討会を実施したところ、生産者54名が参加しました。種苗会社からは正式に「PC鶴丸」という名前が決定したことや今後の管理などを講習してもらいました。その後33月にも現地検討会で視察した「PC鶴丸」を栽培している2ほ場に分かれ、実際の栽培状況、草勢、果実品質などを各々で確認しました。前回と同じ圃場で視察を実施したことから、栽培管理などの変わった点などに絞って質疑応答や意見交換も行われたため、短時間で有意義な研修会となりました。

(2)半促成・露地ナス新規講座の実施

 JA佐波伊勢崎と連携して、半促成ナス講座は6月6日に今作3回目の講座を開催し、新規栽培者4人が参加しました。露地ナス講座は6月10日に今作2回目の講座を開催し、新規栽培者16人を含む34人が参加しました。この時期の基本的な栽培管理や病害虫対策について講習を当センターが行い、その後、先輩圃場にてナスの生育状況を確認し、意見交換を行いました。先輩からは、実践的な助言や効率的な作業方法などを教えてもらい、有意義な講座となりました。

3 今後の方向

 品種の欠点などもあることから、梅雨時期も状況を見ながら、引き続き「PC鶴丸」の地域適応性を関係者で検討していきます。また、半促成・露地ナスともに新たな生産者を積極的に確保し、育成することで産地の発展を支援していきます。

5月23日PC鶴丸現地検討会の写真
5月23日「鶴丸」現地検討会

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