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12月 農業女子セミナーまえばしの開催
若手女性農業者への支援
9月26日から11月29日にかけて若手女性農業者を対象に農業女子セミナーまえばし共通講座を開催しました。共通講座、専門コースを通し、3年スパンで若手女性農業者を育成します。
1 ねらいと背景
地域農業の活性化のために次代を担う若手女性農業者の活躍が求められています。そこで、普及指導課では農業女子セミナーまえばしを企画し、1年目に共通講座、2~3年目にスキルアップを図る専門コースに分かれて若手女性農業者を3年間育成する計画を立てています。
共通講座では、若手女性農業者が農業経営を行う上で、必要な知識・技術等について学び、情報交換を通じて女性農業者間のつながりを深め、今後の経営発展やビジョン作りに役立てます。
2 取り組み内容
農業女子セミナーまえばし共通講座を全3回開催し、5名が参加しました。
第1回は農業基礎講座と合同で開催し、肥料や農薬についての基礎知識について学びました。第2回は農業簿記と農村生活アドバイザーを講師に自らの生活と農業経営の計画について考える時間を設けました。また、第3回ではアドバイザーの実体験をもとに、どう経営危機を乗り越えてきたかの講義が行われ、若手女性農業者のビジョンや行動計画をさらに膨らませるためのワークショップを行いました。
参加者からは「いままで同業者の意見を聞く機会がなかったので参考になった」「もっと色々な人の話が聞きたい」などの声がありました。
3 今後の方向
令和5年1月にはステップアップの場として実際に6次産業化に取り組む農家への視察などを計画しており、今後も若手女性農業者が6次産業化や経営に参画し、活躍できるよう支援を行っていきます。
意見交換の様子