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県土整備部指定管理者評価委員会(都市公園部会:平成25年度第1回) 議事概要

更新日:2013年8月5日 印刷ページ表示

日時

平成25年5月23日(木曜日)午前8時40分~午後5時30分

平成25年6月25日(火曜日)午前9時30分~午後0時30分

平成25年6月27日(木曜日)午前9時20分~午後4時30分

場所

つつじが岡公園金山総合公園敷島公園群馬の森観音山ファミリーパーク

1.開会

挨拶

2.事務局説明

  • 平成24年度第4四半期指定管理者モニタリングシートについて(指定管理者、土木事務所)
  • 平成25年度管理運営方針報告書について(指定管理者、土木事務所)
  • 平成25年度事業計画書について(指定管理者、土木事務所)

3.議事(各公園)

つつじが岡公園

つつじの開花状況について

【指定管理者】今年のつつじの開花状況についてであるが、花数が0~10%の株がほとんどで、50%以上の株は少なかった。このことについて、チャアナタケモドキというキノコが原因との報道もあったが、県内の他の場所のつつじも観察したところ、キノコが出ていても花が咲いているものも多く見られた。このことから、キノコが原因であるとは特定できないと考えている。つつじは、6~8月に花芽を形成するので、今後注意深く管理を行っていきたい。

指定管理者モニタリングシートについて

【委員】モニタリングシートに、ISO14001の規定に基づく管理とあるが、認証を取得して、数値として具体的な成果は上がっているか。
【指定管理者】公園全体の管理は昨年度から始まったので、昨年度は前年度との比較ができていない。今年度からは、前年度との比較を行っていきたい。

【委員】モニタリングシートには、寄せられた苦情に対し誠実に対応したとあるが、苦情は何件あり、また、どのような対応を行ったのか具体的に教えてほしい。
【指定管理者】第4四半期は、苦情は受けていない。「こういった公園にしてほしい」といった要望は頂いているが、何件あったかというデータは取っていない。

【委員】職員体制について、有資格者として造園施工管理技士などもいるのか。
【指定管理者】造園施工管理技士資格を持つ職員を雇用している。

【委員】つつじガイドボランティアには、どれくらいの人数が参加しているのか。
【指定管理者】ガイドボランティアとして15名に登録頂いており、第4四半期は、そのうち13名の方にガイドボランティアを実際にして頂いた。
【委員】昨年度と同じくらいなのか。
【指定管理者】そのとおり。何回実施したかに関しては、現在まとめており、次回の評価委員会で報告できると思う。

【委員】業務経験者を雇用しているようだが、年齢はどのくらいか。
【指定管理者】大体60~65歳である。
【委員】雇用形態は、有期か。
【指定管理者】契約上は、半年であるが、通常は1年をみている。

【委員】松の剪定は、どのくらい実施したのか。
【指定管理者】第4四半期は、松の剪定を3本、伐採を1本行った。
【委員】その費用はどのくらいか。
【指定管理者】剪定・伐採をした4本で、合計100万円近くかかった。

平成24年度管理運営状況について

【委員】もみじの岡の東屋近くには、芝生区域に入らないように注意書きがあったが、東屋を利用するには芝生区域内に踏み入るしかない状況である。東屋を利用する際、どこが入口か分かるようにしてほしい。
【事務局(土木事務所)】施工の不備と認識している。対応を検討したい。
【委員】また、その近くにアスファルトで舗装された園路とは別に、砂利を敷いた道もあったが、これは通路として使用しているのか。
【事務局(土木事務所)】通常の園路とは違った形で散策して頂くための場所として整備した。
【委員】実際に歩いてみたが、歩きにくいと感じた。
【事務局(土木事務所)】想定よりも玉石が歩きにくいものとなってしまった。指定管理者と相談の上、対応を検討したい。

【委員】つつじが咲かない理由について、キノコ、除草剤、昨年の夏の暑さ、水不足など、住民の間でも噂になっている。何が原因と考えているのか。
【指定管理者】先ほど申し上げたように、キノコによる影響は、ほぼないと考えている。管理についても、灌水・消毒は例年どおり行っていた。来年に向け、灌水・消毒の原点に再度立ち返って取り組んでいきたい。
【委員】原因が分からない状態で、今年も同じ管理をするのは非常に危険だと思う。今やっている管理が悪い連鎖反応を示す心配もある。昔は、つつじの下に草が茂っていたが、見苦しいということで今は刈ってしまっている。そのことで、地面が乾燥したことも考えられる。また、水をやるといっても、暑い時間帯に水やりすると植物にとってはよくない。夜など温度の低い時間帯に行った方がいいのではないか。消毒についても、暑い時間帯を避ける必要がある。さらに、温度の低い時間帯に水やりや消毒を行うためには、勤務体制を工夫する必要もある。
【委員】つつじが咲かないというのは、異常な事態だが、つつじ研究センターを設置し、専門職員を配置するなどの対応は図られている。生き物相手のため、駄目なときは駄目なのだから、これだけの対応を行っていること、しかし厳しい状況にあることを情報公開して頂ければと思う。

【委員】よく管理されていると感じた。宇宙ツツジの説明も、「館林の誇り」といった感じで非常によかった。ただ、煙草の吸殻が落ちているのが目立った。注意喚起をお願いしたい。

【委員】リニューアル後とてもきれいになった。特に、城沼が見渡せるようになり非常によかった。ただ、その分、雑草が高く伸びているのが目立っていた。また、注意看板・案内板等について、壊れているものがあったり、板に紙をガムテープで張り付けただけのものがあったりと、見た目が悪かった。改善してほしい。

【委員】景観が良くなった分、雑草が目立った。大変だと思うが、管理をお願いしたい。また、大芝生広場の東屋の内側の壁がピンク色に塗装してあり、違和感があった。その東屋は、壁に穴も開いており、壊れていたので、確認してほしい。

【委員】多目的トイレに南京錠がかけられていたが、何のためか。
【指定管理者】開けておくと、そこで宿泊をする人がいるので、それを防ぐためである。また、いたずらを防止する目的もある。

【委員】全体的に整備が進むにつれ、舗装していない部分やトイレのタイルがはがれている箇所などほころびが見えてきている。その部分には、小規模修繕が必要になるだろう。また、案内板のデザインについて、色やデザインがばらばらなのが気になった。来園者のイメージに関わることなので、お金をかけて取り組んでほしい。あとは、よく管理されており、リニューアル工事が完了した後の完成形が見たい。
【事務局(土木事務所)】案内板は、赤と白でつつじの色をイメージして作成したものである。イメージと仕上がったものとが少し違うものになってしまった。

平成25年度管理運営方針、現地調査結果について

【委員】年間を通して植物を楽しめるようにするための植栽計画はあるか。
【指定管理者】四季の庭ゾーンは、完成形が当初の計画とは異なるため、今年度から植栽計画を作成する予定である。また、もみじは植えたばかりだが、将来的にはもみじまつりや梅まつりを開催したいと考えている。
【委員】花木を重視している公園なのか。
【指定管理者】四季折々の花木を中心とした公園である。旧温室の前に花壇を設置し、季節の花を見せるようにしている。

【委員】四季の庭ゾーンの芝生が枯れていた。もみじも枯れてきている。灌水は十分か。
【事務局(土木事務所)】行き届かない部分もあったように思う。芝生や樹木は、保証期間中なので、状態を調査した上で、施工した業者に入れ替えてもらうことも検討する。

【委員】土壌改良について、かなりの予算をかけて行っているようだが、何度も土壌をいじると根が安定せず、植物に悪影響を及ぼし得る。また、肥料もただ与えるのではなく、与えたものが有効に働いているのか調査しながら与えてほしい。

【委員】配布していた園内案内は、リニューアル前の古いもののままであったが、変える予定はあるのか。
【指定管理者】新しい園内案内は、すでに完成している。ただ、今年のつつじまつりには配布が間に合わなかった。次回増刷する際には、リニューアル後のものとしたい。
【委員】園内案内図は、来園者がそれを見ながら散策するものであり、施設ができた段階で案内図を完成させ、配布していないといけない。さらに、「フードコートを整備予定」など今後のことも書き込んだものにしておくべきである。情報の提供は非常に重要であるから、是非早め早めに対応して頂きたい。

【委員】まだ完成形を見ていないので、今後改善すべきところも出てくると思う。年間スケジュールが公開されると、来園者が楽しめると思うので、是非お願いしたい。

金山総合公園

指定管理者モニタリングシートについて

【委員】モニタリングシートに、園内で走行する車輌の速度についてのクレームを受け、速度制限標識を設置したとあるが、これは管理車輌のことか。
【指定管理者】一般車輌である。ふれあい工房の荷物の運搬を行うために特別に入園を許可している車輌だが、今後改善が見られないようであれば進入禁止の措置を取ることも検討している。自動販売機メーカーの車輌については、指導に対しても協力的で、安全に配慮して頂いている。

【委員】公園独自のアンケートを毎月積極的に行っているようだが、月ごとにテーマを決めて実施しているのか。
【指定管理者】年間を通して、同じ内容のアンケートである。
【委員】どのようにしてアンケートを実施しているのか。
【指定管理者】スタッフが、来園者に用紙と鉛筆を持っていき、回答をお願いしている。

【委員】レストハウスの売店の売り上げが、事業計画に比べ大幅に低くなっているが、なぜか。
【指定管理者】売店ではおもちゃを中心に販売しており、これらの売り上げが落ち込んだことが原因である。おもちゃ関係商品は、入園者が増加しても、比例して売り上げが増えるものではない。
【委員】例年と比べてどうか。
【指定管理者】年間でここまで売り上げが悪いのは、初めてである。

【委員】就業規則は独自のものを作成しているのか。
【指定管理者】山梅造園土木株式会社の就業規則を使用している。
【委員】それは法的に届け出ているのか。
【指定管理者】確かに届け出ている。
【委員】36協定についても、手続きの確認をしてほしい。
【指定管理者】36協定に関しても、年に一度、確かに手続きしている。

【委員】ふわふわドームについて、指定管理者制度が始まった時から改善点を指摘してきたが、なかなか改善されず、何度もやりとりをしてきた。しかし、今回はその点が実現しており、当初と比べて格段の進歩であると感じた。利用者として感謝したい。

平成24年度管理運営状況について

【委員】指定管理者制度を導入した頃と比べ、制度が浸透し柔軟に対応してもらえるようになったと感じている。評価委員会で出た意見を受け、冒険のとりでやサマーボブスレーに緊急時の連絡先が表示してあるのは、引率の先生などが応援を頼むときにとても助かると思う。お願いしたことが実現されており、素晴らしい。

【委員】昨夏、水不足のため池の鯉が死んでしまっていたが、指定管理者が回収してくれた。そのおかげで来園者に迷惑をかけずに済み、感謝したい。また、イノシシ対策として山の斜面の上の方まで下草を刈ったことで、見晴らしがよくなった。下草管理が行き届いていると感じた。

【委員】よく管理されている。訪れる度に新規のイベントがあり、いつも驚かされる。今後も続けていってほしい。

【委員】評価委員や来園者からの要望・意見にきちんと対応してくれているのを毎回感じる。また、いつ来てもトイレがきれいで気持ちがよい。来場者がどうしたら喜ぶのかを考えているのがよく分かる。今後も楽しませて頂ければと思う。

【委員】指定管理者制度を採用し、管理・運営を行っている施設の模範となるような取り組みをしている。ウォーキングコースについて、距離別にきちんと表示が分けられており、ありがたい工夫がなされていた。

【委員】パンフレットが、非常に見やすくなったと感じる。変えたところはあるか。
【指定管理者】ホタルが見られる場所を新たに表示した。

【委員】新規イベントも多く、努力が伝わる。また、斜面林もよく管理されていて驚いた。自主的に、幅広く取り組んでおり、良い成果が出ている。

【委員】去年と比べ、一段と整備されている。例えば、サイクルゾーンの周囲にクッションとして並べられているタイヤについて、去年はただ並べられているだけだったが、今年はタイヤの中心の空洞部分に花が植えられていた。管理状況は、全体的にすばらしいと感じる。スタッフの不断の努力に感心した。

【委員】オープンガーデンを太田市内で行っていると伺ったが、連携をしたらブームになるのではないか。公園だけでなく、周辺と一体的に楽しめるようにしたらよいと思う。

【委員】金山総合公園は、三方を山に囲まれている。このような空間では、人は安心感を得やすいので、立地としても大変恵まれている。管理も高い水準で保たれている。

平成25年度管理運営方針、現地調査結果について

【委員】アンケートの結果、30%の方が「自然を楽しみたい」と回答したというが、「自然を楽しむ」には様々なレベルがある。どのように対応していくのか。
【指定管理者】来園者の自然への気づきを促す取り組みを行っていきたい。たとえば、自然情報マップをからくり時計の裏に移設し、さらにマップ自体も変えていく予定である。また、ナチュラルガーデンにおいて、花だけでなく虫・鳥と接する機会を提供したい。

【委員】現地調査の中で、ダイナミック広場近くの木陰にベンチを設置する計画があると伺った。同じような場所でも、人々が行きやすい場所というのがあるので、より多く利用してもらえるような場所に設置して頂けたらと思う。

敷島公園

指定管理者モニタリングシートについて

【委員】4S(整理/整頓/清掃/清潔)をキーワードに、清掃・保守点検・小規模修繕を行っているようだが、なぜ4Sに設定したのか。
【指定管理者】6S(4Sに躾/習慣を加えたもの)を唱えるところもあるようだが、敷島公園にまつわる数字として、「4」を大切にしている。そのため、6Sの中で特に大切だと思う4つの言葉をキーワードに管理を行っている。

【委員】朝に散歩などで利用するが、ボランティアの方々の活動が非常に盛んで、花がきれいに咲いている。またゴミもあまりない。引き続ききれいな公園を維持してほしい。

【委員】広報活動として、「ニュース・しきしま」を発行しているようだが、これは2カ月に1度の頻度で発行しているのか。
【指定管理者】そのとおり。市民(学生)にも参加してもらいながら、発行している。
【委員】その頻度で発行するのは、かなり大変だと思うが、確実に発行できているのか。今後も継続的に発行していくことは、大変ではないかと思うが頑張ってほしい。
【指定管理者】基本的に2カ月に1度発行している。また、地元自治会にも配布している。
【委員】「ニュース・しきしま」は、地元ではかなり評判がよい。回覧で地元町内の班に回っている。

【委員】「目標進捗管理シート」等管理に用いる書類は、紙で管理しているのか。
【指定管理者】紙・データの両方で管理している。

【委員】JV主要メンバーによる週会議とは、どのような構成か。
【指定管理者】公園の園長・副園長・課長・係長・主任が出席している。

【委員】ホームページを活用した情報発信を行っているようだが、利用者からの評価や口コミは受け付けているのか。
【指定管理者】例えば、Facebook(フェイスブック)を活用しているが、そこでは「いいね!」ボタンにより利用者が評価できるようになっている。12月から始めたが、「いいね!」は3カ月で100を超えた。
【委員】その評価結果をどのように扱っているのか。
【指定管理者】まず、先ほども話題にあがった週会議において活用している。また、広報担当課でも活用している。つまり、人気のある情報・ない情報が分かるので、利用者のニーズに合った情報を提供するために活用している。
【委員】ネットの書き込みの中に、誹謗・中傷はあったか。
【指定管理者】今のところはない。

【委員】安全管理の一環として、職員にAED講習を受けさせているようだが、1年ほど経つと忘れてしまいがちなので、是非繰り返し受講させるようにしてほしい。

【委員】隣接する前橋市が管理する公園との管理連携は行っているのか。
【指定管理者】何かあった場合には、前橋市公園管理事務所やばら園管理事務所と連携して対応している。日常管理についても、市の公園も意識している。
【委員】定期的に会議を開催しているのか。
【指定管理者】定期的な会議はないが、管理職との交流を日頃から図っている。今後、今以上に連携を深めていきたい。

平成24年度管理運営状況について

【委員】植物管理が、毎年素晴らしい。テニスコートに雑草が生えていたが、気にならない程度である。また、補助陸上競技場の使用時間を延ばして頂いたことがよかった。特に学生は、夕方5時までしか利用できないのは不便だと思うので、利用者としてありがたい。ただ、陸上競技場と補助陸上競技場に、水たまりができている箇所があったので確認してほしい。

【委員】トイレは老朽化しているため、いくら掃除をしてもなかなかきれいにならない。予算をつけて改修して頂ければと思う。

【委員】「松田直樹メモリアル」として、SHIKISHIMA Station(敷島ステーション)に掲示しておくのもよいが、そこで休憩したい人もいると思う。今後もずっと続けていく予定なのか。
【指定管理者】期間を区切る等しながら、そのスペースの活用方法を検討したい。

【委員】利根川の土手側から見ると、ごみ焼却場近くに枯れた草木が積んであるが、それは何か。
【指定管理者】落ち葉や刈った草などである。
【委員】煙草などを捨てられると危ないので、対応してほしい。

【委員】楽々園近くの東屋の周りで地盤が下がり水がたまっている場所がある。機会があれば、直してほしい。

【委員】松やにが落ちると注意喚起の看板があったが、苦情があり設置したのか。
【指定管理者】苦情があった訳ではない。被害を防ぐため事前に注意喚起を行った。

【委員】プロ野球の試合や花火大会等大きなイベントがある際は、周辺の駐車場を含めた駐車場管理を行ってほしい。

【委員】県民の参画や自主事業で、地元の人々とうまく関係作りを行っている。樹木もよく手入れされている。

【委員】様々な施設がある中、それぞれの施設がよく管理されている。芝の管理が難しいと思うが、今後も続けてほしいと思う。また、年数が経っているため、トイレが汚いと感じた。女子トイレでは、使えなくなっているところもあった。

【委員】マネジメント会社と造園会社のJVとして、意欲的な事業が行われている。また、県民のボランティア参加も積極的で、指定管理者制度の趣旨を具現化している公園だと思う。指定管理者を導入している他の公園でも素晴らしい施設があるので、是非それを凌ぐような、指定管理者制度の模範となる施設となってほしい。

【委員】第4四半期の中で、新たに始めた取り組みが多く、管理水準・サービス水準ともに向上していくのではないか。

平成25年度管理運営方針、現地調査結果について

【委員】花がきれいに咲いており、よかった。ただ、野球場付近にある松の枝が子供の目線にあり危ないのではないかと感じた。
【事務局(土木事務所)】松の枝を切ってしまうと、その切り口でけがをしてしまう恐れがある。注意喚起の看板の設置等の対応を検討する。

【委員】公園近くの道路で、子供達がどんぐりを拾っていることがある。歩道はあるものの、危険だと感じていた。例えば、時間を決めて子供たちにどんぐり拾いをしてもらうイベントを自主事業で実施することを検討してほしい。

【委員】サッカーラグビー場の入り口の床が一部はがれていたので、直してほしい。また、トイレが汚く、女性一人では入るのが嫌だと感じてしまう。きれいに掃除してはいるものの、限界があるので、壁や床の塗装だけでも行ってほしい。

【委員】テニスコートの入り口にブルーシートで荷物を覆っている場所があったが、見た目が悪かった。そこになくてもよいものならば、どかしてほしい。

【委員】トイレは、生花も飾ってありソフト面では問題ないと思う。ただ、やはりハード面で老朽化していた。ウォシュレットの設置なども検討してほしい。

【委員】本日の現地調査でも、職員がごみ袋を持ち歩き、ごみが落ちていればすぐに拾う姿は、さすがと感じた。職員に清潔さを保つ姿勢が浸透している。さらに、補助陸上競技場の利用可能時間を延長したことは、利用者の利便性を考えてサービスを提供していると言える。引き続き25年度も期待している。

【委員】トイレは、洋式に変えるところが多い中で、全て和式のままである。和式のニーズもあると思うので、一部を洋式に変えるよう県とも協議してほしい。さらに、サッカー場の観客席下のタテ樋の一部がかなりさびている。県とも相談の上、塗装等をした方がよい。

【委員】年間利用者数に関する高い目標を掲げるのであれば、JVとして造園会社が参加しているのだから、植栽計画を作成し多年草も植栽し、バラ以外の花でも一定数の人が呼べるような公園になってほしい。

【委員】テニスコート周りに、舗装した道とは別に人が通ってできた道があった。見た目が悪くなってしまうので、対応してほしい。

【委員】大規模な改修工事を予定しているようだが、工事の過程での管理の仕組みはできているのか。
【事務局】現段階では、工程が確定していない工事が一部ある。具体的には、今後協議していく予定である。
【委員】工事により公園の利用状況や管理運営の方法が変わりうるので、評価する側としては、工事の状況を把握しておきたい。

群馬の森

指定管理者モニタリングシートについて(平成24年度までの指定管理者による説明)

【委員】意見箱を設置しているようだが、第4四半期では何件の意見があったのか。
【指定管理者】第4四半期は0件である。なお、意見箱は守衛室前に設置している。

【委員】環境負荷対応の一環として節水対策、特に不要箇所での水道の止水に取り組んでいるが、具体的な削減量・節水量を教えて頂きたい。
【指定管理者】即答はできないが、守衛室周辺の利用の多い水道を避け、利用者が少ない森の奥の水道で、止水への協力を求める看板を設置し、止水を実施している。
【委員】前年度比較はできないのか。
【指定管理者】平成23・24年度は漏水があったため、単純比較はできない。ただ、印象としては、漏水分を除いても節水量は1%に満たないのではないかと感じている。

【委員】芝生の管理について、どのようなコンセプトで管理を行い、その結果はどうであったのか。
【指定管理者】大芝生広場は芝生の上で遊ぶ利用者も多く、芝生を守るためにクローバーを入れさせないよう管理していた。一方、あそびの広場は、クローバーが付着してしまい芝生の管理ができない状況であった。そのため草刈りを行い、見た目を保つような管理を行っていた。

【委員】1月にクリスマスローズを植栽したとあるが、何株くらい植えたのか。
【指定管理者】植えたのは10株程度である。

【委員】飲用水道の排水枡の交換工事を行ったとあるが、その工事で、かたらいの丘近くの水道の排水枡も変えたのか。先ほど現地調査を行った際に、そこが水浸しになっていた。
【指定管理者】工事を実施したのは、ソメイヨシノトイレ付近の飲用水道の排水枡である。夜に排水管が破裂したため、急遽工事を実施した。

平成24年度管理運営状況について(平成24年度までの指定管理者による説明)

【委員】自主事業のノルディックウォーキングは、毎回30人ほどが参加する人気の事業である。群馬県ノルディック協会ともよく連携している。

【委員】備品のいたみが目立った。指定管理者だけでは対応できないと思うので、県とも協議してほしい。

【委員】1月に実施した「星空観察教室」に参加したが、非常にアットホームな雰囲気で楽しめた。今後も継続してほしい。また、園路はいつもきれいに管理されていた。ただ、トイレ清掃の日数が少ないように感じていた。気温の高い日は、トイレの臭いがかなり気になった。

【委員】よく管理されている。トイレもきれいだった。また、昨年11月の現地調査で指摘したカラス対策については、すぐに対応できないという回答であったが、専門家からの知識を積み重ねながら、長期的展望に立った対策を検討してほしい。

【委員】日影が多いが、花の栽培にも挑戦しており、前進したと思う。昨年11月の現地調査でシュロの管理について指摘したが、シュロが成長してしまうと景観が変わるので、対応を考えてほしい。植栽に関して、様々な取り組みをしている一方で、先送りにされている問題もある。今期に期待したい。

【委員】昨年11月の現地調査で、天候を理由とするイベントの未実施が多いと指摘したが、12月に予定していた「星空観察教室」を、気象条件を考慮した上で1月に開催する等、対応は図られている。天候が悪い場合でも、イベントを中止とするのではなく、可能であれば振替で対応してほしい。また、人気のイベントは継続してほしい。

【委員】樹木がかなり多く、落ち葉等の管理が大変だとは思うが、非常にきれいに管理されていた。施設が古いため、タイルがはがれている等気になる箇所もあったが、今までよく管理して頂いたと思う。

【委員】藤岡北高校はドングリ花壇や生徒の学習の場として利用させて頂いてきた。ドングリ花壇のコンクリートブロックは、丈が短く、子供が上にのると倒れてしまうため危険であるとの指摘を受けたことがある。今後の対応について指定管理者と連携していきたい。また、植栽計画についても、連携し取り組んでいきたい。

平成25年度管理運営方針(平成25年度からの指定管理者による説明)、現地調査結果について

【委員】事業計画については、表を取り入れるなど見やすくなるような工夫をしてほしい。
【指定管理者】了解した。

【委員】グリーンクラフトマンは、今年度からの指定管理者であるが、会社の専門は何か。
【指定管理者】造園業4社によって設立された会社である。

【委員】新たな企業・団体等が指定管理者となった場合は、評価委員会を開催する前に、会社概要を委員に伝えるようにしてほしい。
【事務局】事務局の不手際であり、申し訳ない。今後はそのように対応する。

【委員】高木管理について、高枝の高さを抑えて下枝を伸ばしていく方針なのか。
【指定管理者】そのとおり。下枝を伸ばすことにより、木に登りやすくなるので管理も容易になる。
【委員】それは、シラカシに関してか。
【指定管理者】公園の樹木全体に関しての管理方針である。

【委員】事業計画の緊急時の救護体制として、売店が含まれているが。
【事務局】指定管理者の中での緊急時の体制として、売店を含み調整して頂いていると認識している。
【指定管理者】大芝生広場やあそびの広場で遊んでいる子供たちにとっては、けがをした場合などは売店に行く方が近いため、売店にも救護体制に加わって頂きたいと考えている。

【委員】地域に根ざした活動をして頂いている。また、イベント等も非常に楽しみである。藤岡北高校としても、今後も連携を深めていきたい。

【委員】面積が広大な公園であり、高木・芝生の管理は大変だと思う。特に第2駐車場と第3駐車場の柵の外は元々竹林であったので、今後きれいに管理しないと、利用者が行きたがらない駐車場になってしまう。また、公園だけでなく周辺の管理も配慮してほしい。例えば、第1駐車場と川の間の小道などは草が伸びていて道路から見ると気になる。

【委員】新たな指定管理者となり、トイレの清掃の回数を増やしたことやトイレットペーパーを香りつきのものにしたことで、臭いが気にならなくなった。散歩で利用している方からも「きれいになった」という意見が出ている。また、トイレの清掃回数が増えたことで、自動販売機が破損される事件があったときも早期発見に繋がった。さらに、トイレの石鹸をプッシュ式の泡が出てくるタイプのものにして頂いたのも、とてもよかった。非常に対応が早いので、今年度からの管理に期待したい。

【委員】ごみ収集場の柵の外にごみが落ちているのが目立った。ごみ捨て場が近くにあるからいいだろうと考える人がいるようなので、対応を検討してほしい。また、防犯の観点からも、駐車場周辺の木の剪定をこまめにお願いしたい。

【委員】今回の現地調査では、行ったことのなかったルートを案内して頂き、新たな指定管理者の意気込みを感じた。今後利用者の意見をよく聞きながら、公園の管理・運営をして頂きたい。そのために、「群馬の森をよくしたい」という気持ちとしっかりとした公園管理の方針を持ちながらアンケート等を実施し、利用者の意見を積極的に聞くようにしてほしい。

【委員】スズメバチの対策について、捕獲の装置があったが、あれだけでは不安である。早めに対応してほしい。

【委員】わんぱくの丘、かたらいの丘は、現状のままではよくない。県と協議した上で、整備方針を作りなおして頂きたい。シラカシやシュロは、周りの植物にも影響を与えるので、早めに対応してほしい。また、クローバー対策は、他の公園でも取り組んでいるので、他の公園との情報交換を行ってほしい。

【委員】トイレが非常にきれいになったと感じた。利用者にとって、トイレが汚いというのはイメージが悪いので、今後もきれいにしてほしい。また、指定管理者が変わり新しい自主事業も計画していると思うが、今まで人気のあったものは続けてほしい。

【委員】かたらいの丘に、古くなって座れなくなったベンチがあった。早めに撤去するようにしてほしい。また、現地調査の中で、公園の排水の出口がないと伺ったが、大きな問題だと思うので、県で対応してほしい。
【事務局】了解した。

【委員】新設の駐車場が使いづらいということだが、指定管理者としてできる工夫に期待したい。また、特に縁石がある道路に芝がせり出しているのは、見た目がかなり悪く気になった。

【委員】ドングリ花壇は、雨が降ると土砂が流れてしまう危険がある。目立つ場所なので対応してほしい。
【委員】ドングリ花壇の現在のコンクリートブロックは、学生が直すのは限界がある。指定管理者または県で直したほうがよい。

観音山ファミリーパーク

指定管理者モニタリングシートについて

質疑・討論は特になされなかった

平成24年度管理運営状況について

【委員】枯損木をチップにして里山の歩道に撒いたとあるが、非常によい取り組みだと思う。各地で木材チップを撒いているところもあるが、自前でやるというのは素晴らしい。また、トイレもしっかりと管理されていた。

【委員】管理は本当に素晴らしく、言うことはない。

【委員】芝生広場は、非常にきれいに管理されている。ただ、里山は城塁跡が存在するなど歴史的価値のある場所であり、手を加えればより素晴らしい場所になる。昨年度も里山の整備を求めたものの、対応は難しいという回答だった。今年度も引き続き求めていきたい。

【委員】公園内全てのトイレがよく清掃されており、利用者が気持ちよく過ごせる公園であると感じた。

【委員】管理は、いつも素晴らしいと感じている。ただ、第4四半期では、遊具での事故が3件報告されている。これから夏休みに向け子供が利用することが増えるので、安全管理に気をつけて頂きたい。

【委員】トイレは、臭いが全く気にならないほどよく清掃されている。また、この公園の運営企画(円熟くらぶ、0-3くらぶ等)は素晴らしく、毎回驚かされる。他の公園には見られないほどのコミュニティ活動を行っている。公園の利用促進にも結びつくので、今後も続けてほしい。

【委員】よく管理されている。

【委員】いつ来てもきれいで、指定管理者がとても努力していると感じる。

平成25年度管理運営方針、現地調査結果について

【委員】樹勢回復事業を「公園の維持管理」の項目で扱っているが、木を枯らさないということは、「地球温暖化対策」にも繋がる。財産の保全というだけでなく、より大きな観点からの管理を行って頂ければと思う。

【委員】子育て世代の利用者が多いということだが、その世代は新聞よりもインターネットを多く利用する。インターネットを活用した広報を今後も続けてほしい。

【委員】この公園は、街灯も少なく、空が開けているので天体観察に適していると思う。自主事業で、天体観察のイベントを検討してほしい。
【指定管理者】管理上、夜に公園を貸し出すことはできない。しかし、夜の公園の利用について、今後検討していきたい。

【委員】毎日公園に来ているが、平日はヘルパーや家族と共にリハビリをしているお年寄りも多い。多くの人がゆったりと過ごせる、優しい公園なのだと感じている。

【委員】先日、富士山が世界遺産に登録されたが、三保の松原から見た景色の価値が理解できるかどうかで、富士山の評価も変わってくると思う。それと同じように、利用者に里山(特に城塁跡)の価値を理解してもらえるかどうかで公園全体の評価も変わるのではないか。しかし、事業計画では、里山にはふれられていない。里山は歴史的価値があり、興味深く感じる人も多いだろう。また後世に伝えていくべき遺産でもある。中高年や小中学生の利用も増えてほしい公園である。そのために、入口に歴史的な城塁があるという説明看板を設置することや、明るいコースとするために南コースの樫の木の伐採等を行ってほしい。

【委員】トイレや施設がどこもきれいに管理されていた。これからも続けてほしい。また、園内所々に花壇があり、花がきれいだった。開園から10年が経ち、花壇の枕木が朽ちている箇所等、細かい所に今後修繕が必要になってくるだろう。

【委員】トイレがきれいに管理されていて、素晴らしいと感じた。ただ、公園が広大である一方で緑陰が少なく、利用者に子供が多いことから熱中症の心配もある。対応を検討してほしい。

【委員】開園から10周年を迎え、管理方法を一度見直すことも大切だ。また、公園の奥の方の整備が中途半端であるように感じた。今後どのように整備し、利用を促進していくのかを考えてほしい。

【委員】この公園は、イベントが充実しており、これからの新しい公園の1つのモデルを示していると思う。

【委員】きれいに管理されており、トイレも非常にきれいで感心した。また、事業計画書を見ると、具体的な数値目標を持っている。是非計画以上の成果を上げてほしい。

【委員】いつ来ても、トイレがきれいに清掃されている。ただ、一部ではあるが、ごみや芝生のかすがたまっている箇所があったのが気になった。また、ネット社会なのでインターネット上の意見も重要だと思う。インターネットからの意見も参考にしてほしい。

【委員】公園に付加価値をつけることで、より多くの方に公園を利用してもらうことができるだろう。高齢社会となり、これからの公園には、時間にゆとりのある方がお金をかけずに充実した時間を過ごせる場所としての役割が求められる。里山には価値ある資源が存在するので、県・指定管理者が協力し園路の整備や案内板の設置を進めてほしい。

以上

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