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第2回県立都市公園(観音山ファミリーパーク)指定管理者選定委員会概要

更新日:2014年10月1日 印刷ページ表示

1 日時

 平成26年6月23日(月曜日)午前10時から午前12時

2 場所

 観音山ファミリーパーク クラフト工房

3 出席委員

 7名(欠席1名)

4 議事概要

1 開会

2 あいさつ

都市計画課長

3 議事

(1)第1回委員会における再検討事項及び追加意見について
(2)2次審査の審査項目について

【委員】
 第一に、現状に対してどのような評価があるのかわからないと審査できない。現在行われている活動に対して、評価委員会の評価が良いものであるとすれば、十分な活動がなされていると捉えられるが、「利用促進」と記載すると、もっと利活用させなければならないとも感じる。反対に細かい記載がなければ、新たな指定管理者に対して新たな提案を求めていくということで、審査委員会としてゼロベースで議論していくものと考えられる。評価項目に今までの運営のあり方を踏襲したものが入っているので、現在どのような評価をしているのかが分からなければ、議論ができない。良いとか悪いとか、もっとこうしてほしいとか、現状どのように評価しているのかが分からないと、選定委員として、審査の時に何点つけられるのか分からず、議論がしにくい。
 もう一点は、これは意見として聞いていただきたいのだが、「癒しのエリア」については、指定管理者に管理を依頼できる施設ではないと思う。基本的に整備が整っていない状態で指定管理者に委ねているので、安全管理という次元ではなく、少し豪雨でも降れば崩れかねない。整備が整っていない状態であり、行政が責任を持って管理するべきではないか。もしくは、指定管理者と行政の責任分担の整理をしないと、民間に管理・安全を委ねるというのはどうなのか。

【委員】
 一つ目については、評価委員会の報告書を県が選定委員に説明し、その上で選定委員会に臨んでいただきたい。申請資料がまとまるまでの時期に対応してもらいたい。
 もう一点については、委員の意見に対し、行政としては答えを用意しておく必要がある。答えを出す段階で、検討していただきたいと思う。

【委員】
 自然災害が多い時代であり、現場を見た中で感じたということを、申し上げておきたい。

【委員】
 癒しのエリアで事故があったときには、園路、管理用道路という形で、ある程度車が入っていけるようでないと救助できない。現状の道路の整備状況では、途中までしか2t車が入っていけない状況である。少しずつ改善していく必要があるが、予算が必要な話であり、簡単ではない。
 評価委員会においても、斜面がはがれている部分に、勾配によっては植生が可能であることとか、公園の周囲の管理境界区分にフェンスがあるのか、多目的広場の対面の上の部分や道路際はどうかなど、気づくことがある。また、管理上の話ではないが、送電線の塗装や大きさなど、航空法の改正により改善を求めるなどの対応なども可能かと思う。評価委員会や選定委員会で出された意見などを吸い上げ、今後の改善につなげていただきたい。

【事務局】
 評価委員会の評価状況については、ご説明に伺いたい。
 また、今回の審査項目の中でかなりの部分を指定管理者に求めるような記載方法になっているが、委員のご意見を踏まえ、指定管理者に求める部分を絞り込んで、提案してもらうよう検討したい。

【委員】
 管理エリアを分けて、直営で管理することは可能か。

【事務局】
 現時点では全エリアについて指定管理を行うことと決定されているので、今回についてはできない。指定管理から外すということではなく、癒しのエリアについては、県が行う範囲と指定管理者が行う範囲を明確にすることで対応していきたい。

【委員】
 仮に、管理協定を結び、指定管理者の管理エリアと県の管理エリアを仕分けすることはできるか。

【事務局】
 指定管理者にお願いする範囲は、募集要項において県と指定管理者との概ねの責任分担を定めているが、最終的には協定書により、細かく分担を明確にしていきたい。

【委員】
 責任分担において、簡易な修繕は指定管理者であり、整備は県が段階的に行うことになっている。しかし整備は予算や時間を要し、簡単にできるものではない。そこで、最低限、整備のタイムスケジュールや今後の整備計画などの記載が必要かと思う。県と指定管理者との役割分担は、制度上、十分可能と思う。今、特段問題が起きていないため、現在の分担の記載で差し支えないのかもしれないが、事故があったときのことを考えると、非常に難しい問題だと思う。

【委員】
 ただし、管理項目が変わると管理料も見直すことになる。今回は間に合わないが次回以降、検討してもらいたい。

【事務局】
 管理料については、指定管理料の上限額が定められている。これは、過去3年間で実際にかかった額から利用料金実績を引いた額を基本に、設定しているものである。ご指摘のとおり、細かく管理してもらうと、管理料も変わってくるので、現在の範囲内でやってもらうことになる。

【委員】
 この公園も開園から10年以上も経ち、データもたまっていると思うので、少しずつ改善していってもらいたい。

【委員】
 癒しのエリアについては、安全であればそのまま残して、自然学習の場として利用することも大切だと思う。また、山頂は昔砦があったと聞いているので、残すことを検討してもらいたい。史跡としての価値を損なわないような管理も重要ではないかと思う。
 安全上、登る行為自体が問題だとすると、登らせないとすることも一つの対応かもしれない。

【委員】
 土木事務所で、教育委員会などから広く情報を収集し、今後の方策を考えていただきたい。

(3)募集要項・作成要領について

【委員】
 各委員に意見を求める。

(意見なし)

【委員】
 委員会としては、事務局提案を採用することとする。

4 その他

 事務連絡

5 閉会

(以上)

平成26年度 県立都市公園に係る指定管理者の候補者の選定過程等についてページへ戻る