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県土整備部指定管理者評価委員会(都市公園部会:平成26年度第3回)議事概要

更新日:2015年3月27日 印刷ページ表示

日時・場所

平成26年12月3日(水曜日)午前9時20分~午前11時50分 観音山ファミリーパーク
平成26年12月3日(水曜日)午後1時20分~午後3時50分 群馬の森
平成26年12月4日(木曜日)午前10時00分~午後12時30分 金山総合公園
平成26年12月15日(月曜日)午後1時30分~午後4時10分 敷島公園

1 開会

開会します。

2 あいさつ

あいさつ(都市計画課)

3 議事(各公園)

観音山ファミリーパーク指定管理者評価報告書について

平成26年度第2回指定管理者評価委員会において確定した「平成25年度群馬県立都市公園指定管理者評価報告書」、「平成26年度(上半期)群馬県立都市公園指定管理者評価報告書」及び「平成24~26年度群馬県立都市公園指定管理者総括評価報告書」について、事務局(都市計画課)より説明を行った。

改善事項進捗状況報告書(過去の指摘事項への対応)について

【委員】平成26年度第1回評価委員会(現地調査)の際、自然の森の南コースのカシの木の伐採をお願いしたところ、指定管理者から「面積規模が大きく指定管理者としては対応が困難」と回答をいただいたが、県の事業として伐採をお願いしたい。また、南コース全体ではなく、特にカシが茂り薄暗くなっている箇所があり、その場所について伐採をお願いしたつもりである。

【委員】自然の森の樹林地は、二次林が長い間放置されてきたことで荒廃が進んでいる。このまま放置すると、人が入れないような森になってしまう。まずは、どのように利用されるべき場所か、管理水準はどうするかを県が検討し、方針決定する必要がある。

【委員】樹林地は、手を加えないと必ず荒れていく。民有地も混じっているとのことなので、県が調整をして早急に対応してほしい。

平成26年度第2四半期モニタリングシートについて

【委員】ユニット活動は計画達成率が134%と順調である。しかし、その他のイベントの計画達成率が70%台であるが、いかがか。
【指定管理者】イベントは募集定員を上回る応募があったが、事前取消が多く、計画を達成することができなかった。

平成26年度管理運営状況について

【委員】今年度、外柵を木製からスチール製に改修していただき、見た目が非常に良くなった。ただし、公園の外側の斜面地は、雑草が伸び、公園内側に入りこんでいる。斜面地の管理について、どのように考えているか。
【高崎土木事務所】この柵は転落防止柵であり、乗り越えて外側の斜面地に人が行かないようにするために設置したものである。
【指定管理者】バーベキュー広場下の斜面は、雑草が繁茂するとごみを捨てる人が増えるため、年に2回業者に発注して草刈りを実施している。日常の清掃は、危険のない範囲で行うしかない。

【委員】吉井街道にある公園案内板は非常に目立って良い。車に乗っていても歩いていても分かりやすく表示されている。

【委員】マタニティ講座の参加者数が少ないが、もう少し講座の頻度を多くするとよいのではないか。

【委員】いつもよく管理されていて安心している。トイレはいつもきれいに清掃されている。ただ、今日は落ち葉が多い時期でもあり、トイレ内に落ち葉があった。

【委員】ローラー滑り台下から上がる階段の側溝に土がたまっていた。清掃を行ってほしい。

【委員】花壇の枕木は昔は腐っていたが、新しくなっていたので良かった。

【委員】樹木の名称板が増えており、良かった。今後中高年層の利用者が増えると思われるが、知識量がある世代なので、そのように情報を掲示したり、ガイドをする取組が大切である。

【委員】バーベキュー広場と水と花の広場の間のトイレの外壁が劣化しているのが気になった。

【委員】入口のデザインは非常に重要である。例えば、入口に花を飾ると、来園者に無言の「ウェルカム」の意思を伝えることができる。入口ゲートをもう少し美しくする工夫があるとよい。

【委員】入り口の生け垣がかなり荒れていた。今後の取扱を検討してほしい。

【委員】いつ来ても、トイレや花壇が非常にきれいですばらしい。平成26年度の上半期総合評価が「A」に上がったが、指定管理者の努力が形として現れたと思う。

【委員】樹木の手入れは良い。しかし、多目的広場の芝生の手入れが心配である。現在は頻繁な刈込により芝生内のクローバー繁茂対策がなされているが、それが今後維持できるか気がかりである。

【委員】冬季はトイレの便座が冷たいため、洋式トイレを敬遠する利用者も多いと思う。電気式の温かい便座へ変更する予定はあるか。
【事務局(都市計画課)】他の公園で設置したところ、便座を盗まれてしまった事例がある。鍵のかかる屋内トイレでないと設置は難しいと考えている。

【委員】自然の森は、転圧をかけ、落ち着かせることで土が流れるのを防ぐことができるのではないか。

【委員】自然の森には、県以外の機関が設置した看板も立てられている。それらの看板の管理については、県が設置者とよく調整をしてほしい。

【委員】高齢化が進む中で、公園は、時間を潤沢に有している高齢者層が充実した時間を過ごす場所としての役割が大きくなっていくだろう。そのことを念頭に置きながら、優先順位をつけて管理・整備をしていくことが重要である。

平成26年度県立都市公園統一アンケート結果について

【委員】「売店がほしい」という意見が多く寄せられている。観音山ファミリーパークは周辺にコンビニや売店がないため、園内に売店がある方が利用者は嬉しいだろう。

【委員】アンケートの実施方法として、回答者の年齢を尋ねるだけではなく、同行者の年齢も尋ねる方がよい。そうしないと、例えば乳幼児はアンケートに回答しないため、実際の利用実態を正確に把握できない。
また、利用頻度を尋ねる設問はあるが、利用回数(初めてなのか、リピーターなのか)を尋ねる設問があるとよいのではないか。
さらに、バーベキュー広場に関する意見では、「屋根付きのベンチがほしい」という意見があるが、日よけがほしいのか、雨よけがほしいのか、詳しく聞けるとよい。

【委員】利用者満足度は、最高評価である「良い」の割合が平成24年度と比較し減少しているとのことだったが、これは利用者が良い状態に慣れてきているためである。満足度調査をすると、大体同じような傾向が見られる。指定管理者の管理状態が悪くなっているとは言えない。

【委員】バーベキュー広場で出るごみについては、公園では持ち帰りを求めているが、利用者が「ポイ捨て」をしてしまうことが以前から問題となっている。利用者からの意見にもあるように、指定管理者が有料で引き取ることも選択肢の1つではないか。

評価委員会の運営方法について

【委員】観音山ファミリーパークは、芝生広場から自然の森まで多様な面を持っている。自然の森をいかし、外部に魅力を発信するような取組に期待したい。

【委員】平成25年度に、指定管理者に事前告知をしない抜き打ちでの現地調査を実施したが、普段の管理状況を知るために非常に有意義であった。
また、利用者へのアンケート調査などを実施し、公園に関する意見や評価を知ることは非常に重要であると感じる。

【委員】毎回現地調査後に指定管理者の管理運営に関する評価を「評価シート」に記入しているが、この「評価シート」では、「ベンチ・遊具の管理」と「芝生」、「花壇の管理」が同じ項目となっている。公園の利用者にとっては、これらの事項は非常に重要な点であるから、評価委員がそれぞれを細かく評価できるよう各項目を別にすることが望ましい。

【委員】毎回現地調査の際には、「受付・接客」に関する評価を行っている。しかし、モニタリングシートを確認し、評価委員として現地調査の際に窓口を覗くだけでは、普段の受付対応の状況が分からず、評価することが困難に感じる。

【委員】アンケートを見ても、利用者には30~40代の子育て世代が多い。評価委員にも実際に利用している世代に入ってもらうのがよいのではないか。

【委員】現在の評価委員会の運営方法に特に問題があるとは考えていない。
評価委員会は、公園の管理運営状況を改善するために実施しているものである。第三者の立場にある委員が評価をすることで、公園を改善するための客観的な材料になる。指定管理者や県は、地元委員からの意見を利用者の直接的な意見として受けとめ、本部委員の意見は「たまたま来園した人」がどう考えるのかを知る指標として、十分にいかしてほしい。

群馬の森

指定管理者評価報告書について

平成26年度第2回指定管理者評価委員会において確定した「平成25年度群馬県立都市公園指定管理者評価報告書」について、事務局(都市計画課)より説明を行った。

【委員】今夏のスズメバチ被害の状況はどうか。
【指定管理者】今年は被害が出ておらず、またスズメバチの数自体も少ない。これは、春にスズメバチ用の捕獲器を設置した成果である。スズメバチの巣の数も減り、昨年は9つの巣を確認したが、今年確認したものは2つであり、2つのうち1つは撤去した。防御服を購入したことで、作業員の安心を確保して作業ができたことも良かった。

改善事項進捗状況報告書(過去の指摘事項への対応)について

【委員】わんぱくの丘にある陶器製のテーブルと椅子が割れていた。子どもが利用しようとしてけがをするおそれがある。早急に対処してほしい。
【指定管理者】危険な箇所については、ブルーシートで覆い、利用できないようにしたい。

平成26年度第2四半期モニタリングシートについて

【委員】ノルディックウォーキングは現在も実施しているか。
【指定管理者】継続して開催している。

【委員】「フリーペーパー等に掲載している」とあるが、どのようなものか。
【指定管理者】児童館や公民館等で無料配布している、子育て中の親向けのフリーペーパーである。また、メディアからの協力依頼も最近は増えてきたと感じる。テレビ、新聞等を活用しながら、なるべく広く情報発信をしていきたいと考えている。
【委員】メディアの側も情報を求めているはずなので、積極的に活用いただきたい。

平成26年度管理運営状況について

【委員】フリーペーパーやテレビ等を活用した情報発信は評価できる。

【委員】アロマ教室などイベントを室内で実施することにより、天候等に実施が左右されることがなくなったので、良かったと思う。また、どんぐりなど森で採れるものを活用したイベントの実施は高く評価できる。

【委員】雨の日にイベントの場所等を知らせる告知看板がなく、迷っている利用者を見かける。入口の受付で指示を出すようにしてほしい。

【委員】指定管理者が造園業者であるので、倒木等の対応が土日祝日を問わず迅速になされていることが大変ありがたい。

【委員】藤岡北高校は、どんぐり花壇の植栽活動で群馬の森と連携している。どんぐり花壇が群馬の森にあることにより、生徒が育てた花を多くの方に見ていただく機会になっている。また、生徒がどんぐり花壇の清掃活動等をしていると利用者に声をかけていただくことがあり、生徒が多くの人と触れ合い、コミュニケーション能力を向上させる機会も提供いただいている。指定管理者には花の手入れ等を手助けいただき、大変助かっている。円柱状の柵は、指定管理者のおかげで倒れる本数が少なくなっており、安全性が向上し、ありがたい。

【委員】イベントの際に、入口に案内看板等は立てないのか。
【指定管理者】通常は立てている。強風時には、看板が飛ばされると危険であるため、脇に看板を移動させている。
【委員】群馬の森は、県立公園であり広域から利用者が訪れる。入口にきちんとサインを出しておくことは重要である。

【委員】樹木の名称板や説明板が少ないので、増やしていただくとよい。

【委員】公園入口に花を飾るとよい。花が入口にあることは、利用者に対して、無言の「ウェルカム」を伝えることができる。ゴルフ場やテーマパークには必ず入口に花が飾られている。

【委員】カラスのフン害への対策は難しいと思うが、どのように考えているか。
【指定管理者】園路上のフンを減らすためには、園路の上に広がっている枝を落とすことしかないと考えている。

【委員】指定管理者は、少ないスタッフでありながら、よく管理されている。ベンチや東屋はペンキが塗り直してあったが、色が周囲の景観とマッチしていて、とても良かった。

【委員】東屋の天井が外れている箇所があった。また、砂場の周囲の柵が2箇所割れていた。修繕を行っていただきたい。

【委員】東屋の下の部分がきれいになっていて、良かった。ただ、東屋自体が雨漏りをしているなど、改修の時期になっている。屋根の改修を検討してほしい。

【委員】芝生広場の時計があった箇所周辺のごみ箱が、汚い印象であった。ごみ箱の配置や、デザイン自体も景観に合ったものを選ぶようにしてほしい。

【委員】公園を全体的に見ると、エリアごとの利用密度の差が大きい。あまり利用者が行かない場所にベンチや東屋が多く設置されている。自転車置場も本日の現地調査で見た限りでは、誰も利用していなかった。不要なものは撤去するようにし、無駄な修繕は行わないようにしてほしい。

【委員】修景池の周辺は、コンクリート舗装されていたが、見た目が悪いと感じた。

【委員】カラスのフン害の問題は難しいが、少なくとも利用者が歩く箇所は剪定を行っていることは確認できた。

【委員】危険木の把握についての取組はどうか。
【指定管理者】目視と機械により、樹木ごとの危険度、緊急度をランク分けしている。
【委員】伐採計画は立てられているのか。
【指定管理者】樹木の危険度、緊急度に基づき、伐採計画を策定している。

平成26年度県立都市公園統一アンケート結果について

【委員】利用者からは音楽イベントの開催要望が多い。県立近代美術館と県立歴史博物館がある公園であるから、文化的なイベント等を積極的に開催するよう検討いただきたい。

【委員】ネット社会である割には、アンケートでイベント情報の取得方法として「インターネット」という回答が少ないという印象を受ける。園内の県立近代美術館、県立歴史博物館と連携しながら公園の全体的な情報発信を行ってほしい。

【委員】公園の利用密度を考えながら、ベンチなどの施設を整備するとよい。1年間観察していると、人の動きが把握でき、滞留スペースが見えてくる。どのような人がどこでどのように行動するのか観察し、参考とするとよい。

【委員】群馬の森は、他の公園と比べ、滞在時間が短い利用者が多いことが特徴と言える。滞在時間は長い方がよいのだから、オープンカフェや売店、居心地のよいベンチなどの施設があるとよい。

【委員】平日昼間でも散歩をする人を多く見かけ、アンケートでも利用頻度の高い利用者が多い。気軽に足を運び、短時間でも緑の中で楽しめる貴重な場所である。群馬の森は地域に愛されている公園であると感じる。

【委員】指定管理者の管理ではないが、井野川沿いの「いこいのテラス」はあまり活用されておらず、もったいないと感じた。県が高崎市と協議し、積極的に利用される場所になるとよい。

評価委員会の運営方法について

【委員】現地調査を行う時期として、秋頃(11月くらいまで)に実施できると良いと思う。

【委員】いつも委員全員で公園を回って現地調査を実施しているが、委員が個人的に視察をする時間を設けてもよいのではないか。

【委員】現地調査があることが非常にありがたい。指定管理者も少なからず現地調査を意識して刺激になっていると思う。
また、現地調査の際には、指定管理者が普段あまり行かない場所に案内してくれたり、課題を話してくれたりと、情報を自主的に提供してくれるようになったと感じている。

【委員】指定管理者の案内により現地調査を行うことで、普段利用する際とは違う様々な角度から群馬の森を見ることができている。

金山総合公園

指定管理者評価報告書について

平成26年度第2回指定管理者評価委員会において確定した「平成25年度群馬県立都市公園指定管理者評価報告書」、「平成26年度(上半期)群馬県立都市公園指定管理者評価報告書」及び「平成24~26年度群馬県立都市公園指定管理者総括評価報告書」について、事務局(都市計画課)より説明を行った。

改善事項進捗状況報告書(過去の指摘事項への対応)について

【委員】評価委員会から出された、ベンチの塗装が周囲の景観に合っていないという指摘やレストハウス内のテーブル・イスのデザインが統一されていないという指摘については、改善されており、評価できる。

【委員】平成26年度第1回評価委員会(現地調査)の際に、植物の美観デザインに問題があると指摘があったが、フラワーポットもきれいで、植栽が非常に良くなった。

平成26年度第2四半期モニタリングシートについて

【委員】モニタリングシートの県評価が「事故・災害時の対応」については「A’」となっている。本来であれば、「A」、「B」、「C」、「D」の4段階で評価すべきだが。
【太田土木事務所】遊具の安全管理について、指定管理者による工夫も見られた。しかし、遊具の対象年齢以下の幼児が遊具で遊び、けがをする事故が多発し、その対応策が確立していないため、「A’」と記載した。4段階の評価とすれば「A」である。修正をさせていただきたい。

平成26年度管理運営状況について

【委員】遊具の注意看板の表記について、以前から指摘をしており、幼児広場については改善された。しかし、ダイナミック広場の遊具の注意看板が「保護者が絶対に目を離さないで」という表記になっていた。
金山総合公園を利用する団体(保育園、幼稚園、小学校など)は多いと思うが、引率職員に対し子どもの数が多いため、「絶対に」目を離さないというのは不可能に近い。このような表記をされると、利用者団体としては「利用しないでほしい」という意味に取ってしまう。
【指定管理者】公園側とすれば、団体の利用者を排除しようという意図は全くない。この注意看板を設置したのは、遊具での子供の落下事故が頻発した時期があり、ほとんどは保護者が子どもから目を離したすきに発生したものであった。そのため、特に注意をしていただきたいという気持ちでアクセントとして「絶対に」という言葉を入れ、看板のサイズ自体も大きなものに取り替えた。利用者にとって使いやすい表記方法を検討する。
【委員】遊具は、来園者が利用するために設置しているものという基本姿勢を見直してほしい。利用する人がどう感じるか、どうすれば快適に過ごせるかを考える必要がある。
【委員】指定管理者は、親子連れの来園者を念頭に表記を変更したことは理解できた。他県を含め、類似の公園ではどのような表記にしているのか、県としても調査し検討していただきたい。

【委員】公園周辺に住んでおり、孫を連れて金山総合公園によく遊びに来ている。普段から本日と同じように非常によく管理されている。今日は季節柄落ち葉がトイレ等にも多かったが、普段はきれいに清掃がなされている。

【委員】毎年新しいイベントが開催されており、公園利用者を増やすための努力が感じられる。

【委員】パノラマチェアに関して、災害などの緊急時の避難指針はあるのか。
【指定管理者】パノラマチェアの場合は、震度4以上の地震が発生した場合には、必ず運転を停め、ゆがみ等がないか点検した後に再稼働させる。避難誘導についてもマニュアル化している。また、職員向けの研修も年に1回実施している。
【委員】パノラマチェアは緊急時に自動で止まるのか。
【指定管理者】非常停止用のボタンがあり、職員が手動で止める。
【委員】冒険のとりでにも「ここで災害があった場合には、ここへ避難をする」という表示があるとよい。
【委員】冒険のとりでに関する緊急時の避難マニュアルはあるか。また、利用者向けの看板は設置されているか。
【指定管理者】マニュアルはあるが、利用者向けの看板等は設置していない。職員が避難経路を把握し、緊急時には誘導することとしている。
【委員】地震はいつ発生するか分からないので、早急な対応をお願いしたい。

【委員】来園する度によく管理されていると感じる。トイレには落ち葉があったが、花が生けてあり、利用者への心遣いが感じられた。遊具等が多い公園ではあるが、事故を起こさないための工夫もなされている。評価委員会で出された意見についても、迅速に対応している。利用者の立場に立ったすばらしい管理がなされている。

【委員】よく管理されている。トイレも建設から20年以上経っている割にはきれいだと思う。ただ、屋根にくもの巣が目立ったので、清掃に気をつけていただきたい。

【委員】遊具の故障箇所が直されており、またベンチも非常にきれいであった。管理状態はとても良い。

【委員】管理状況は非常によく感心している。

【委員】いつもよく管理されている。トイレもきれいである。サイクル広場横の芝生は、冬期は冬芝に張り替えているとのことだったが、青々とした芝が非常に印象的で良いアイディアである。

【委員】自主事業として、ブーメラン教室が事情により開催できなくなり代替イベントを開催したとのことだが、利用者に喜んでもらえるような工夫がなされており、とても良い。

【委員】今夏は東京都の公園におけるデング熱感染が問題となった。そこで、指定管理者が無料で利用できる蚊よけのスプレーを設置したことは評価できる。

【委員】よく管理がなされている。前回の評価委員会で指摘された箇所については迅速に対応していただいており、すばらしい。

【委員】レストハウスのごみ箱が老朽化してるのが気になった。また、レストハウスは飲食をする場所なので、その入口周辺にごみ箱が並んでいるのは汚いという印象を受けてしまう。

【委員】鉄平石が欠けている箇所が見受けられた。コンクリートで固めると見栄えが良くないので、鉄平石には鉄平石を貼って修繕をしていただきたい。

【委員】園路上の樹木の剪定を行ってほしい。折れ枝が引っかかっているのが見受けられた。冬になって葉が落ちると、樹木管理のあらが見えてくる。少なくとも倒木等の危険があるところは、伐採や剪定をお願いしたい。

【委員】トイレの階段は、蹴上げと踏面のバランスが悪く、非常に降りづらい。
【太田土木事務所】土木事務所でも問題として認識している。対応を検討したい。

【委員】レストハウス経営について、収支状況はどうか。
【指定管理者】プラスマイナス0である。平日はスタッフ数を少なくし、提供する食品はロスが出ないものを選ぶなどして、無駄を削減している。
【委員】観音山ファミリーパーク、敷島公園でも利用者から売店のニーズはあるが、なかなか出店に踏み切るのは難しい状況である。指定管理者間で公園の見学をするなど、情報交換をしてほしい。

平成26年度県立都市公園統一アンケート結果について

【委員】アンケートの実施時期は8~9月であるが、この時期は夏休み期間であり、保育園、幼稚園、小学校などの団体利用がほとんどない時期である。アンケートの結果だけを見て、それが通年の利用状況だと思うことのないようにしてほしい。

【委員】アンケートの要望でベンチの設置に関する意見が11件あるが、今年指定管理者がベンチを増設したことは非常にありがたい。ただ、幼児広場付近にベンチが少ない。子どもが遊んでいるときに親が座る場所が見当たらないので、この付近にベンチの設置をお願いしたい。

【委員】トイレに落ち葉が入ってしまうという意見があったが、トイレを洋式にすればよいのではないか。
【委員】女性の立場からすると、公共的なトイレで洋式を使いたがらない方もいる。トイレの一部は和式の方がよい。扉が自然に閉まるようにするなど、扉の構造を工夫することもよいのではないか。

【委員】利用者からの意見では、バーベキュー広場の設置や花火イベントの開催など様々な意見が出ているが、公園の基本方針、設置目的に則って管理運営をしてほしい。

【委員】利用者から、「道路の案内看板が分かりづらい」という意見がある。私も今日は自分の車を運転して来たが、場所が分かりづらかった。県に対してだが、周辺のインターチェンジ出口からの看板設置をお願いしたい。

【委員】利用者がイベント等の情報を取得する手段として、園内掲示が大きな役割を果たしていることが分かる。ただし、入口の「にこっとちゃん掲示板」にイベント情報が紹介されていたが、情報が細かすぎて非常に読みづらいと感じた。来園者は入口の看板の前で5~10分も立ち止まることはないから、「いつ」「どこで」「どのようなイベントを」実施するのかがすぐに分かるような表示方法を検討してほしい。
【指定管理者】イベントを実施する日には、その日のイベント情報を掲示する掲示板を別に設置している。利用者が短時間で情報がつかめるような園内掲示を工夫したい。

【委員】パノラマチェアの山麓駅の横から登山コースがある。利用者からすると、どこに行く道なのか、険しい道なのかが分からない。経路や所要時間、高低差などの表示があるとありがたい。
【指定管理者】史跡は太田市の教育委員会が管理しており、表示もそこが設置している。

【委員】クリスマスイベントのチラシの表記について、「X’mas」は一般的に使われない表記である。
【指定管理者】来年のチラシ作成の際には修正したい。

評価委員会の運営方法について

【委員】評価委員会は基本的に平日に開催しているが、休日の金山総合公園の状況を見てほしい。
【委員】休日は駐車場も満車になるほど混雑する。
【委員】保育園・幼稚園、小学校などの団体の利用が多くなる時期は、4~5月である。その時期は公園の全く違う顔が見える。
【委員】利用者が多くなる時期に評価委員会の開催をすることについて、検討いただきたい。

敷島公園

指定管理者評価報告書について

平成26年度第2回指定管理者評価委員会において確定した「平成25年度群馬県立都市公園指定管理者評価報告書」、「平成26年度(上半期)群馬県立都市公園指定管理者評価報告書」及び「平成24~26年度群馬県立都市公園指定管理者総括評価報告書」について、事務局(都市計画課)より説明を行った。

改善事項進捗状況報告書(過去の指摘事項への対応)について

委員から特に意見等は出されなかった。

平成26年度第2四半期モニタリングシートについて

【委員】モニタリングシートを拝見するだけでも、様々な取組を行っていて感心する。省資源化は立派な取組だと思うが、指定管理者内でプロジェクトチーム等を作って取り組んでいるのか。
【指定管理者】週1回及び月1回の担当者会議で、電気使用量等を確認し、どの施設の使用量が増えているのか、どのくらい増えたのかを確認している。また、園長が日常的に電気使用量を確認しているので、通常の使用量が把握できるようになった。通常より多く使用しているようなら、園長から関係各部に連絡をしている。

【委員】「Jリーグによる試合ごとの芝生評価は昨年を上回る成績で推移できた」とあるが、この評価は具体的にどのように実施されるのか。
【指定管理者】Jリーグの試合前に、芝生の色や不陸がないか等の点について試合会場が点数評価され、J1・J2の試合会場となる競技場がランキング化される。対外的に公表されるものではないが、指定管理者内でのモチベーションの向上に活用している。
【委員】そのような第三者からの評価は、野球場など他の競技施設にもあるのか。
【指定管理者】野球場にはないが、水泳場に関しては、日本体育施設協会で定められた基準を満たしているかの検査がある。
【委員】具体的な審査項目はどのようなものか。
【指定管理者】審査項目は、必要な人員が配備されているか、機械が整備されているか、日誌等が整備されているか等がある。
【委員】施設の管理水準を確認するには、第三者機関からの評価を受けることや施設利用者からの感想を聞くことが非常に重要である。

【委員】フィルムコミッションと連携しブライダル撮影等を行っているようであるが、利用者が支払う使用料は発生するのか。
【指定管理者】県立公園条例及び県の基準に基づき使用料を徴収している。また、設備のセッティング等の準備は、自主事業として指定管理者が実施し、協力している。
【委員】ブライダル撮影等を行う際の窓口はどこか。
【指定管理者】指定管理者に直接申込みがある場合と、前橋フィルムコミッション等を通して申請がある場合とがある。利用者からの申込みに対して統一した対応ができるよう、指定管理者内で方針を策定している。

【委員】敷島公園野球場のBCリーグでの使用はどの程度あるのか。
【指定管理者】今年度は2回であり、昨年度は9回である。
【委員】思っていたよりも少ない。
【前橋土木事務所】群馬ダイヤモンドペガサスは今年度から本拠地を高崎の城南球場に移転したため、敷島公園での開催試合が少なくなっている。

平成26年度管理運営状況について

【委員】年々良くなっていることを実感する。冬期は花の育成管理が難しい時期ではあるが、花壇はきれいにされていた。また、前回の現地調査の際には破損していた花壇の枕木が修繕されていたことも良かった。

【委員】トイレは前回の現地調査の際に比べ、改善されていた。

【委員】ザスパクサツ群馬の試合の際には駐車場が不足することが問題となるが、第1駐車場を拡大し、駐車場横のシイの木等の緑のスペースを縮小することのないようにしてほしい。子供が緑の中を歩く場所は、確保してほしい。

【委員】自動販売機の横のごみ箱について、今日視察したところ溢れているようなことはなかったが、誰が収集を行っているのか。
【指定管理者】自動販売機設置業者が定期的に収集している。それでも大規模な催しや試合の後はごみが溢れてしまうので、その際には指定管理者でも収集を行っている。

【委員】敷島公園を毎朝散歩で利用しているが、非常に公園内の景観が良くなった。ボランティアの方の努力によって、園路の花壇は非常にきれいにされている。指定管理者においても、今年2月の大雪の際にも、落枝の処理が迅速になされていた。特に園路は落枝があると危険なので、ありがたい。

【委員】野球場、陸上競技場のスコアボードの改修はされたが、サッカー・ラグビー場のスコアボードの改修の予定はあるか。老朽化が進んでいるように見受けられる。
【事務局(都市計画課)】サッカー・ラグビー場のスコアボードの改修の必要性も認識はしている。順々に改修をしたいと考えている。

【委員】東屋付近のインターロッキングが伸びた松の根によって押し上げられ段差ができている。子どもが多く利用する場所でもあるので、県に修繕をしていただきたい。

【委員】以前より花壇がよく管理されており、花がきれいに咲いていた。

【委員】トイレにも花が飾られており、気持ちが良かった。ただ、その花が生けてあるのが空のコーヒー缶であったのが気になった。花瓶にも気を付けていたただければ、より良いと感じた。

【委員】トイレ内に新しい張り紙が目立ったが、何か問題があったのか。
【指定管理者】トイレにトイレットペーパー以外のものを流さないようにという啓発用の張り紙を設置した。これは、昨年の県民マラソンの際に、荷物等が流されてしまいトイレが詰まって使えなくなることが発生したため、設置した。その成果として、今年の県民マラソンではそのようにことは発生しなかった。

【委員】敷島公園が近くにある前橋市民は、恵まれていると感じた。指定管理者による管理もきちんとなされている。現地視察の際にトイレはすべて確認したが、老朽化しているにも関わらずよく清掃されていた。競技場内の芝生の管理も非常によくなされている。

【委員】プロ野球試合開催時に観客として来園したことがあるが、駐車場が少なく、かつ場所が分かりづらかった。主催者や指定管理者が工夫して取り組んでいるが、利用者に浸透するようにしてほしい。近隣住民に迷惑にならないよう、より一層の努力をお願いしたい。

【委員】敷島公園は広い松林や多くの施設があり、迷路のようで各施設の場所が分かりづらいと感じる。看板、地図を分かりやすくしてほしい。

【委員】非常によく管理されている。トイレもきれいである。ただ、先ほども意見に出されたように、トイレの生け花の花瓶にはもう一工夫が必要であると思う。

【委員】大変よく管理されている。公園内の落ち葉も他の公園と比べて少なかった。ボランティアとうまく連携して清掃等を実施しており、感心した。

【委員】本日の現場視察でテニスコートの客席側を初めて歩いたが、ブロック塀の老朽化がかなり進んでいた。ブロックが割れている箇所にペンキが塗ってあるなど、指定管理者の努力は感じられたが、割れている箇所は危険であるので、県に改修していただけるとよい。

【委員】モニタリングシートの中で、ボランティア数が前年に比べ77%とかなり減っていたが、どうしたのか。
【指定管理者】ボランティア団体の多くが、農業協同組合関係の団体である。2月に大雪があり、その対応に追われてしまったため、ボランティアに参加できなくなってしまったのが大きな理由である。今年秋には、再びボランティアに参加をいただいている。

【委員】全体的によく管理されている。特に大きな問題はないと思う。

【委員】園路上の樹木の高所剪定は重点的に行ってほしい。歩いている利用者に枝が落ちると大変危険である。

【委員】補助陸上競技場の舗装の一部が剥がれていた。
【前橋土木事務所】利用者がスパイクを掃いて歩いてしまうことで、表面が剥がれ鋼材が出てしまっている。

【委員】自主事業において、短期水泳教室で利用者が0名という講座がある。年に1回程度は、このような講座をチェックすると改善に繋がるのではないか。

平成26年度県立都市公園統一アンケート結果について

【委員】利用者からの意見で、「駐車場の枠がないため、無駄な空間が発生し、駐車台数が少なくなっている」というものがある。駐車場で駐車枠がない箇所があるのか。
【指定管理者】この意見は、おそらく第2駐車場のことを指していると思う。駐車枠はあるが、白い線が薄くなり見えなくなってしまっている箇所がある。このことは、指定管理者内でも課題として認識している。来年度早々に指定管理者が対応する予定である。

【委員】アンケートは、県立の敷島公園で実施しているのか。前橋市管理部分でも行っているのか。
【指定管理者】県立敷島公園内だけで実施している。だが、仕方のないことだと思うが、利用者からの意見には前橋市管理部分に関する記載もある。
【委員】アンケートの配布・回収はどのように行っているのか。
【指定管理者】大きな大会がある際は、大会運営の事務局にアンケート用紙を預け、回収している。また、ボランティアで来園している方や園路で散歩している利用者に声をかけて、アンケートへの協力をお願いしている。

【委員】別の公園の評価委員会において、年齢構成や要求内容のアンケート実施方法について意見が出た。アンケートの取り方として、回答数は少なくとも偏った集計にならず、利用実態が把握できるよう、事務局に工夫をお願いしたい。

評価委員会の運営方法について

【委員】敷島公園は、各競技場や園路等があり、施設が多様であることが大きな特徴である。

【委員】大型映像装置が稼働しているところを現地視察の際に見たい。
【事務局(都市計画課)】承知した。

【事務局(都市計画課)】他公園での評価委員会で、繁忙期に現地調査を実施するべきであるとの意見が出ている。各施設の稼働率が最も高い9月に現地調査を行うと、敷島公園の管理状況が最もよく分かるはずである。【委員】各公園ごとに繁忙期が異なるので、公園ごとに現地調査の時期をずらすことができればよい。ただ、評価報告書をとりまとめる必要等があり現実的には難しいとも思うので、検討をいただきたい。

【委員】地元委員と本部委員とは、現地調査で見る目が異なる。各公園の性格に合った委員で評価委員会が構成されることが重要である。
【委員】地元住民は散歩コースとして敷島公園の園路を利用する機会が多い。また周辺の保育園・幼稚園の子供が散歩に利用している姿も見かける。地元委員としては、園路や花壇の管理状況を重視している。

【委員】競技場を利用している人の意見が反映できると良い。スポーツ関係者や教育関係者に評価委員として入ってもらうことも手段だと思う。

4 閉会

閉会しました。

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