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11月 ナシの冬季せん定講習会開催
更新日:2021年12月27日
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生産性向上と作業省力化を目指して
12月からのせん定シーズンを前に、JA前橋市果樹部会のナシ生産者を対象に、冬季せん定講習会を開催しました。
1 ねらいと背景
ナシ栽培において冬期の整枝せん定は、収量、果実品質、作業性を向上させるための重要な作業です。12月からのせん定シーズンを前に、JA前橋市果樹部会のナシ生産者を対象にした冬季せん定講習会を開催しました。
2 取り組み成果
普及指導課では、11月25日から12月7日にかけて市内5カ所の部会員のほ場で冬季せん定講習会を開催しました。講習会では前橋市のナシ主要品種である「幸水」や「豊水」それぞれの特性を踏まえたせん定方法について実技指導を行い、52名の生産者が参加しました。
「その枝はなぜ残すのか」、「予備枝の長さはどのくらいか」など活発に質問が飛び交う講習会となりました。経験の浅い人からベテラン農家まで集まりましたが、参加者は「せん定の考え方は人によって異なるが、基本に返り、勉強になった」と話していました。
3 今後の方向
前橋市のナシ栽培は、高齢化や後継者不足が進行し、担い手の確保・育成が重要な課題となっています。今後も栽培技術指導に加え、地域や産地、関係機関と連携しながら、新規参入者の就農支援体制づくりに向けた取り組みを行っていきます。
ナシ園地での冬季せん定講習会1
ナシ園地での冬季せん定講習会2