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【3月】選果場を核とした新たな取組~ナス選果場利用組合で現地検討会の開催~

更新日:2018年4月3日 印刷ページ表示

 JA佐波伊勢崎で新設したなす・きゅうり選果場を利用するナス生産者からの提案で「半促成ナス現地研修会」を開催しました。

1 ねらいと背景

 JA佐波伊勢崎では平成29年3月に「なす・きゅうり選果場」新設され、2月21日からナスの出荷が始まりました。選果場建設前は管内にある5営農センター毎に講習会を実施していたため、同一JA内でも地域によって導入技術に差があり、近年は難防除病害虫をお互いのほ場に持ち込む可能性を危惧して、現地研修会はほとんど実施していませんでした。しかし、選果場から出荷するナスの高位平準化を図るため、生産者から現地の栽培ほ場を見て勉強したいという希望があり、管内全域を対象とした研修会を開催しました。

2 取り組み内容

 3月9日にあずま地区とあかぼり地区の生産者ほ場を会場に実施しました。半促成ナス生産者の中でも昨年12月から1月に定植した生産者を対象に実施し、生産者18名の参加がありました。経営主から耕種概要やこだわりの管理ポイントを、最後に伊勢崎地区農業指導センターからこれからの管理について説明を行いました。
 参加者からは「低温と天候不順の状況の中、順調な生育である」「新しい天敵の導入経緯」「苗の段階の管理、状況」など活発な質疑応答が行われました。特に昨年から選果場運営活動で他の営農センターの生産者とも交流が深まっています。今後の本格的な出荷に向け、良品生産を行うことで生産者間の結束が一層、高まりました。

3 今後の方向

 選果場が出来たことで、生産者には様々な選択肢が生まれ、産地に活気が生まれつつあります。指導センターでは選果場を核とした強い産地づくりを推進するため、栽培技術の高位平準化やIPM技術等の普及や担い手確保など新たな取り組みを支援します。

現地研修会の様子写真
現地研修会の様子

選果場から出荷されるナス写真
選果場から出荷されるナス

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