【2月】平成30年度佐波伊勢崎女性農業者講演会を開催しました

　佐波伊勢崎の女性農業者が、主体的な経営参画や社会参画の促進についてみんなで考える場として、また元気に明るくわが家の農業経営に参画していくために、男女共同参画を実践する女性農業経営者を講師として迎え、講演会を開催しました。

1　ねらいと背景

　佐波伊勢崎農村女性会議は、管内にある女性農業者組織で構成されている団体です。当団体は、女性農業者の主体的な経営参画および社会参画を目的に活動しており、男女共同参画を推進する中心的な役割を担っています。そこで、指導センターは、男女共同参画を促進するための講演会を開催しました。

2　取り組み内容

　2月27日、伊勢崎合同庁舎会議室において、群馬県名誉農村生活アドバイザーの保坂洋子氏を講師に招き、「わが家の家族経営協定について」と題して講演会を開催しました。保坂氏は長男の就農・結婚を機に4者で家族経営協定を締結し、その後見直しを行うなど家族の役割分担を明確にし経営の発展に結びつけてきました。講演会では現在に至るまでの体験談と家族の役割分担の大切さをお話しいただきました。お話の中で「家族の一人一人が必要とされる存在でありたい」の一言には心打たれるものがありました。講演後には質疑とともに参加者全員との情報交換が行われ、様々な課題に対し取り組んできた事例は、女性農業経営者の事例を学ぶ有意義な研修会となりました。

3　今後の方向

　指導センターでは佐波伊勢崎農村女性会議を中心に、男女共同参画を推進します。

講演会の様子

質疑応答の様子

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