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【1月】令和元年度佐波伊勢崎女性農業者研修会を開催しました
佐波伊勢崎地域の女性農業者が、主体的な経営および社会参画の促進についてみんなで考える場として、また、元気に明るくわが家の農業経営に参画していくために、男女共同参画を実践する女性農業者の講演等の研修会を開催しました。
1 ねらいと背景
佐波伊勢崎農村女性会議は、管内にある女性農業者組織で構成されている団体です。当団体は、女性農業者の主体的な経営および社会参画を目的に活動しており、男女共同参画を推進する中心的な役割を担っています。そこで、指導センターは、男女共同参画を促進するための研修会を開催しました。
2 取り組み内容
12月4日、伊勢崎合同庁舎会議室において、群馬県農村生活アドバイザーの樋口美智子氏を講師に招き、体験談「バラとともに40年」と実習「身近なもので作る簡単ナチュラルリース作り」を開催しました。樋口氏は夫婦で施設バラ栽培で新規参入し、現在は(株)M`sローズを設立し、取締役として経営に参画しています。現在に至るまでの体験談の中で、樋口氏は後継者がいないため、バラをやりたいと研修に来た青年にいずれは経営を託すことを考え、スムーズに経営承継できるようにと法人化し、第三者継承による経営発展を目指しているそうです。
バラ経営40年間の体験談は、女性の農業経営者の事例として、未来を見据えた考え方を学ぶ有意義な研修会となりました。また、リース作りでは参加者同士で楽しく交流することができました。
3 今後の方向
指導センターでは佐波伊勢崎農村女性会議を中心に、男女共同参画を推進します。
講演会の様子
リース作りの様子