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【1月】若手農業者を対象に雇用研修会を開催しました
更新日:2020年3月24日
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雇用を検討している若手農業者等を対象に「雇用研修会」を開催し、雇用形態の違いや注意点について学びました。
1 ねらいと背景
近年、人手不足や雇用トラブルの増加、多様な雇用形態があることなどから、農業において雇用を有効にかつトラブル無く活用する必要性が高まっています。そこで、地域を担う若手農業者等を対象に、雇用のあり方や労務管理の知識を習得するために佐波伊勢崎地域担い手育成総合支援協議会の協力を得て、雇用に関する研修会を開催しました。
2 取り組み内容
12月10日、JA佐波伊勢崎本店において、特定社会保険労務士の関一之先生を講師に「農業経営における雇用の概要と注意点」について研修し、若手農業者を中心に14名が参加しました。
研修会では、外国人労働者、シルバー人材、研修生など労働形態の違いと注意すべき点や就業規則や雇用の体制づくりについて、実例を交えた話で学ぶことができました。さらに、雇用を有効に活用するための経営分析や従業員との信頼関係を築くポイントなどの話もありました。参加者からは「労働契約書の労働内容は詳しく書いた方が良いのか」「賃金の決め方はどう考えたら良いか」などの質問が出て、講師から丁寧に助言を受けることができました。
3 今後の方向
指導センターでは、今後も農業青年の経営・技術向上に向け、研修会を企画していきます。
研修会の様子
真剣に学ぶ若手農業者