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【1月】ネギ黒腐菌核病防除対策研修会を開催しました

更新日:2020年3月23日 印刷ページ表示

 佐波伊勢崎管内のネギ生産者を対象に、ネギの難防除病害である「黒腐菌核病」の発生生態や防除方法等の理解を深めるための研修会を開催しました。

1 ねらいと背景

 ネギ黒腐菌核病は、ネギの収量に甚大な被害を及ぼす難防除病害のため、正しい知識の習得と適切な防除対策が求められています。佐波伊勢崎管内のネギ圃場においても黒腐菌核病の発病が見られ、対策に苦慮している生産者が数多く見られるため、発生生態や防除方法の理解を深めるために研修会を計画しました。

2 取り組み内容

 ネギ黒腐菌核病防除対策研修会は、12月18日にJAセンターさかい研修室及び生産者圃場で開催し、佐波伊勢崎管内のネギ生産者25名が参加しました。
 JAセンターさかい研修室では、県技術支援課普及指導室の池田主幹より、「ネギ黒腐菌核病の最新情報について」説明がありました。生産者はネギ黒腐菌核病の発生生態、薬剤登録の現状、他県の発生状況及び防除方法について説明を受けたことで、黒腐菌核病についての知識を深めることができました。
 生産者圃場では、防除体系試験圃のネギの生育状況を、自分たちの目で見ることで防除効果を確認しました。農業指導センターからは、試験区に用いた薬剤、発病調査結果、温度推移状況等を説明し、生産者へ今回実施した防除体系は効果的であることを報告しました。
 説明終了後に、お互いの取り組みについて生産者間の意見交換も行われ、「ネギを黒腐菌核病から守るために、防除をしっかりと行いたい」、「内容がとても勉強になった」などの感想も得られました。

3 今後の方向

 農業指導センターでは、黒腐菌核病防除体系を確立するために、次年度以降も引き続き試験圃を設置し、調査結果を講習会や研修会等で生産者へ情報提供することで支援を行います。

生育状況の確認写真
生育状況の確認

現地圃場での意見交換写真
現地圃場での意見交換

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