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【7月】スマート農業機械現地研修を開催~水田農業の担い手育成を目指して~

更新日:2022年4月19日 印刷ページ表示

 米麦生産者の担い手育成支援を目指し、スマート農業機械現地研修会を開催しました。直進キープ機能付き田植機や水位センサーなどスマート農業技術に関する情報提供を行うとともに、生産者間で情報交換する機会を設けました。

1 ねらいと背景

 佐波伊勢崎地区は県内最大の小麦生産を誇る水田地域ですが、現地では担い手の高齢化や後継者不足が大きな問題となっています。また、数少ない米麦作の後継者は各地に点在しており、相互のつながりが希薄であるため、地域での孤立等が懸念されています。
 そこで、作業負担軽減として期待されているスマート農業技術を紹介するとともに、若手米麦農家のコミニュケーション作りの場とするための研修会を開催しました。

2 取り組み内容

 6月23日、伊勢崎市内の大区画ほ場において開催したスマート農業機械現地研修会には、若手生産者や集落営農法人構成員、関係機関担当者等36名が参加しました。
 研修会では、直進キープ機能の付いた田植機や水管理の負担軽減として期待される水位センサー、ドローンによる空撮などを紹介しました。また、田植作業が最盛期を迎えることから、代かき作業のポイントについて農機メーカーから説明をしてもらいました。研修会後半は実演機に試乗して直進キープによる田植えや代かき作業を体験してもらいました。田植機に試乗した人からは「田植え作業は蛇行しないようハンドル操作する必要があるので非常に神経を使うが、直進キープ機能があると身体への負担が大幅に軽減する。購入を検討したい。」という感想が聞かれました。

3 今後の方向

 水田農業では大規模化と労働力不足が課題となっていることから、作業性向上が期待されるスマート農業技術や最新機械等の情報提供を行うとともに、生産者間で情報交換の行える機会を増やし、担い手育成支援を行っていきます。

研修会の様子(直進キープ田植機)写真
研修会の様子(直進キープ田植機)

研修会の様子(ドライブハロー)写真
研修会の様子(ドライブハロー)

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