ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織からさがす > 農政部 > 西部農業事務所普及指導課 > 5月 ウメ「白加賀」の作況調査実施

本文

5月 ウメ「白加賀」の作況調査実施

更新日:2017年8月16日 印刷ページ表示

要約

ウメ「白加賀」の作況調査が行われ、今年の作柄は平年比約76%と予測されました。普及指導課では、高品質果実の収穫と次年度以降の結実安定対策を検討します。

1 ねらいと背景

管内ウメ産地の主力品種「白加賀」について、毎年5月上旬に生産者、関係機関で実施する作況調査で着果量、果実肥大等の調査を行います。調査結果を検討し、収穫までの適正な管理の徹底を図るとともに、出荷量等を予測して出荷体制の整備や販売戦略に役立てます。

2 取り組み成果

4月28日(金曜日)から5月2日(火曜日)にかけて、管内各産地で「白加賀」の作柄について調査を実施し、調査方法、今後の管理等について生産者、関係機関担当者へ指導、助言しました。管内の作況は平年比約76%(平成28年度は平年比70%)となりました。この原因としては受粉樹の減少、開花期の強風等によるミツバチの活動低下、秋の早期落葉による樹の貯蔵養分不足、樹の老化による樹勢低下等が考えられています。

3 今後の方向

県で実施するウメプロジェクトと連携し、白加賀の結実安定対策として適正な樹勢維持、老齢樹の改植、受粉樹の品種検討と導入等について産地に提案します。また、果実の生理障害である陥没症について実証ほを設け調査するとともに、対策について指導します。

5月 ウメ「白加賀」の作況調査実施の写真
作況調査(5月1日榛名地区)

西部農業事務所トップページへ戻る