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10月 施設花き生産者が「温室の適正管理技術」について学ぶ

更新日:2018年1月9日 印刷ページ表示

~西部地域施設花き新技術研修会の開催~

要約

 県西部地域の施設花き生産者を対象に、「西部地域施設花き新技術研修会」を開催しました。参加した20名は、近年注目されている「温室の環境制御技術」と「温室環境の基礎」について学びました。

1 ねらいと背景

 温室の環境制御について、近年は光合成環境を整え収量を増加させる「環境制御技術」が注目されています。また、最近の猛暑等の厳しい気象条件に対応した管理技術や冬季の省エネ技術についても、非常に関心が高まっています。
 そこで今回、施設で切り花・鉢花を栽培する生産者向けに、温室環境に関わる換気や気流循環、温度管理等の基礎的な考え方を学んでもらうため研修会を企画、開催しました。

2 取り組み内容等

 普及指導課では、10月6日(金曜日)に高崎合同庁舎で、温室環境の専門家である、(独)農研機構の石井雅久上級研究員を講師に招いて研修会を開催しました。講演は、夏季の高温対策と冬季の省エネ対策の2本立てで行われました。高温対策は、換気方法やミストを使用した冷却技術について、冬季の省エネについては、施設の断熱方法や循環扇の効果的な設置方法について学びました。
 研修会後には生産者から次々に質問が飛びだし、アンケートでは、講演内容に対して「満足が95%」と満足度が高く、大変有意義な研修会となりました。

3 今後の方向

 温室の環境については、重要性は認識されているものの実際の導入には、生産者自身のさらなる意識向上や新たな施設導入コストなどの課題もあります。今後も普及指導課では、環境調査など現場指導を行いながら支援していきます。

熱心に聴講、質問する参加者の写真
熱心に聴講、質問する参加者

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