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2月 平成29年度西毛鉢花マーケティング講演会の開催
更新日:2018年4月3日
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要約
西部地域花き生産者の経営発展と花の生産、消費拡大を目指して「鉢花マーケティング講演会」を開催したところ、消費者ニーズを捉えるマーケティング手法について参加者の理解が深まり、今後に向けた有意義な学びの場となりました。
1 ねらいと背景
西部地域では、流通・販売の立地条件に恵まれ、シクラメンやアジサイ、ベゴニアといった多種多様な鉢物、花壇苗類が生産されています。花は近年の景気低迷から需要の減少が課題ですが、本講演会でマーケティング手法を用いた宣伝PRの事例を学び、生産・販売等につなげる目的で開催しました。
2 取り組み内容等
平成30年2月1日、ホシノ・アグリ・コミュニケーション研究所代表、星野康人氏を講師に招き、西部地域の鉢花生産者と関係者、計25名の参加で開催しました。
講演では、マーケティングの基本から活用事例まで紹介されました。消費者が花を購入するきっかけは花(モノ)がほしいからではなく、自身のニーズ(気持ちを伝える、心の充実等)を満たすためであり、購入されるには、消費者が花に接する経験を重ね花に愛着を持ってもらうことが重要とわかりました。講演後には、率直な質疑応答が行われ今後に向けた有意義な学びの場となりました。
3 今後の課題
今回のような消費者ニーズを意識する取り組みを継続することで、生産者の新たな気づきや試みが生まれる可能性が広がります。西部地域の花き産地の発展のため、今後も関係者と連携して、多面的な支援を行っていきます。
熱心に聞き入る参加者