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5月 神流町でカキの高接ぎ講習会を開催

更新日:2018年9月19日 印刷ページ表示

~有望品種「平核無」と「刀根早生」の導入に向けて~

要約

神流町で干し柿の安定生産のために、有望品種「平核無」と「刀根早生」の高接ぎ講習会を開催しました。

1 ねらいと背景

神流町蜂屋柿生産者組合は、蜂屋柿による干し柿作りを行っている組合です。蜂屋柿からは高品質な干し柿が出来ますが、授粉樹が必要であり、落果も多いため、生産が安定しませんでした。そこで、昨年の12月に生産安定のために、有望品種の試食会と品種説明会を開催し、今回はその有望品種の現地導入するため、高接ぎ講習会を行いました。

2 取り組み内容

4月19日に、生産者組合役員を対象に高接ぎ講習会を開催し、組合役員7名が参加しました。今回導入する品種は、「平核無」と「刀根早生」という授粉樹を必要としない豊産性が特徴の品種です。まず、導入するこれらの品種の特性と高接ぎの方法を説明した後、高接ぎの実習を行いました。その後、穂木を役員に配布して、各自の園で高接ぎを行ってもらうことにしました。生産者からは、「早速挑戦したい」や「高接ぎ後の管理方法を教えてほしい」といった声が上がり、品種導入に意欲的な様子が伺えました。そして、5月8日に穂木の活着確認を行ったところ、生育が早いほ場では発芽が確認できました。

3 今後の方向

今月末にも巡回を行い、まだ発芽していないほ場の活着を確認します。活着がうまくいかなかったところは、再度高接ぎを行い、干し柿の安定につなげていきます。

現地での高接ぎの実施写真
現地での高接ぎの実施

穂木から発芽した様子写真
穂木から発芽した様子

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