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10月 第1回農業基礎研修会「先輩農業者に学ぶ」
要約
新規就農者の早期経営確立と定着をめざし「令和2年度農業基礎研修会」を4回開催する計画です。この第1回研修会として、元青年農業士、農業経営士の先進的な農業経営を視察し、農業経営士、農村生活アドバイザー他の方々と意見交換しました。
1 ねらいと背景
新規就農者等新たな担い手の農業経営の早期安定と定着を図るため、「農業基礎研修会」を4回開催します。第1回は「先輩農業者に学ぶ」とし、担い手の育成や地域の農業振興に指導的な役割を果たしている農業経営士、元青年農業士の農園を視察した後、農業経営士・農村生活アドバイザーと意見交換しました。
2 取り組み内容
研修会は10月6日(火曜日)午後に開催し、20名の新規就農者や就農希望者、管内の農業経営士や農村生活アドバイザー農業青年、関係機関職員等計36名が参加しました。
ともにサラリーマン時代を経て施設イチゴ経営と露地野菜経営の先輩経営者の農園を視察し、会社の歯車でなく、自分のやりたいことを計画、良食味や効率化を意識して経営している等のお話しをいただきました。その後、会場を農業共済高崎支所会議室に移し、自己紹介を行なった後、農業への疑問や実践方法等の質疑応答を行いました。参加者は農業経営に活かそうと積極的に質問を行ない、農業経営士や農村生活アドバイザーの方々からも回答やエールが送られていました。また、収入保険制度についても学びました。
3 今後の方向
今後、農業機械操作や税務管理、病害虫や農薬、補助事業利用について計画しています。情報交換の場としても活用してほしいと思います。
写真1 イチゴ園を視察
写真2 意見交換の場面