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4月 初夏ネギ栽培の取り組み

更新日:2021年8月17日 印刷ページ表示

要約

高崎・安中地域では、長ネギの端境期となる6月頃より出荷するため初夏ネギの栽培に取り組んでいる生産者がいます。抽台の発生しやすい時期の栽培であるため栽培者が少なく、普及指導課では重点的に支援を行っています。

1 ねらいと背景

長ネギは基本的には周年栽培体系が整っていますが、抽台の発生しやすい初夏に出荷する作型は少ないのが現状です。この時期は相場も高く推移し、うまく出荷できれば高単価での販売が期待できることから、栽培に取り組む生産者を重点的に支援しています。

2 取り組み内容

各生産者は、12月中旬頃に定植し、冬場はトンネル被覆をして栽培しています。春先になり、トンネルを除去する時期となったので、冬場の生育状況の確認のためJAとともに巡回を行いました。トンネルでの保温により、生育も進んでおり、現在のところは順調な生育具合となっています。この後は、出荷する5~6月頃までに4~5回の土上げを行い、軟白部を伸ばし、出荷規格を満たす長さにしていきます。また、普及指導課では実証ほを設置し、初夏ネギのトンネル無被覆栽培を実証しています。トンネル無被覆での栽培が可能となれば、被覆の経費や手間も省く事ができ、より多くの生産者が取り組むことができます。

3 今後の方向

実証ほでの情報を共有し、JAと連携して初夏ネギ栽培体系の確立を図ります。

初夏ネギの様子の画像
写真1 初夏ネギの様子

トンネル除去後の様子の画像
写真2 トンネル除去後の様子

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