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10月 高崎地域における施設トマト産地の動向について

更新日:2022年3月23日 印刷ページ表示

要約

他産地での生産拡大を背景に、トマト相場は長期的に低迷していくことが懸念されます。高崎地域の施設トマト農家では、経営の安定化を目的に新規品目の導入を進めており、普及指導課はJAと連携した総合的な支援を行っています。

1 ねらいと背景

高崎地域では、約15名の施設トマト生産者がJAたかさきトマト選果場から首都圏等の各市場へ出荷しています。トマト相場は近年低迷しており、今後も他産地での生産拡大を背景に、相場低迷が懸念され、トマトだけでの経営は厳しくなっていくことが予想されます。そこで、普及指導課ではJAと連携し、生産者の経営安定を図るため、新規品目の導入支援を進めてきました。

2 取り組み内容

令和元年度、経営の不安定化を懸念した生産者1名から、露地ナス栽培を導入したいとの相談があり、令和2年度からの出荷に向けた支援を開始しました。普及指導課からは肥培管理や整枝管理等の指導を行い、JAからは出荷規格の指導や資材の手配等を行いました。JAと連携した総合的な支援の成果もあり、令和2年度産から出荷を開始し、他の露地ナス農家に引けをとらない好成績をおさめることができました。令和3年度には、さらにもう1名の生産者が露地ナスの栽培を導入し、現在栽培中です。

3 今後の方向

露地ナス以外にも複数の品目で導入に向けた試験栽培を行っており、JAと連携した総合的かつ継続的な支援により新規品目の本格導入を進めていきます。

トマト団地の様子写真1

写真1 トマト団地の様子

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