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12月 多野藤岡農村女性フォーラムを開催

更新日:2018年12月27日 印刷ページ表示

 12月4日に農業指導センターで多野藤岡農村女性ネットワーク等を対象に、埼玉県熊谷市で女性農業委員・農村女性アドバイザーとして活躍されている講師を迎えて「多野藤岡農村女性フォーラム」を開催しました。

1 ねらいと背景

 管内の農村女性は、地域農業の担い手として、また、地域社会においても、幅広く参画しており、今後の活動にも期待が寄せられています。
 今回は、講師が女性農業委員・農村女性アドバイザーとして経験と実績、地域活動を通して貢献してきた事例と共に農村女性に期待する想いなどを伝えていただき、参加者の今後の活動に役立てることを目的にフォーラムを開催しました。

2 取り組み内容と成果

 フォーラムは、多野藤岡農村女性ネットワークの構成員(生活研究グル-プ・JA女性会・農村生活アドバイザー等)や若手女性農業者等を対象に実施し、31名が参加しました。「私の歩んできた道~農家の嫁から地域を変える女性農業者へ~」と題した講演では、非農家出身の講師が農家に嫁いでからの苦労話には共感することも多く、農村女性として「道の駅」の起ち上げと商品開発の苦労、地域初の女性農業委員として家族経営協定や遊休農地解消に向けた新規就農希望者への農地斡旋などの実践経験が語られました。また、農村女性アドバイザーとしての活動体験談や想いなどを具体的な取り組みと共に伝えてくれました。
 講演の後半で講師は、女性起業を目指す講座に参加した際には、「若手には絶対負けない!!」と決意して実践できるビジネスプランを起ち上げるなど、参加者に「年齢は関係ない。農村女性には経営の中心となってもらいたい」と、強いエールと送ってくれました。今回の研修により、農村女性が経営だけではなく、活動を通じて地域農業に貢献できる可能性を認識することとなりました。

3 今後の方向

 管内の農村女性が、男女共同参画社会を実現し豊かな農村社会と充実した暮らしを築いていけるよう、関係機関と連携し、多野藤岡農村女性ネットワークの活動を支援します。

講師と多数の参加者の写真
講師と多数の参加者

講師の話に集中している写真
講師の話に集中

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