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8月 農村地域リーダー研修会を開催しました
多野藤岡管内の農業経営士、農村生活アドバイザー及び関係機関職員が、農林大学校イノベーションファームとくらぶち草の会で就農支援の取り組みについて視察・情報交換を行うと共に会員同士の相互交流を図りました。
1 ねらいと背景
農業の担い手不足や高齢化から、新規就農者の積極的な確保・育成と地域農業を牽引する企業的経営体の育成に向けた取り組みが重要になっています。
そこで、地域リーダー組織である農業経営士会と農村生活アドバイザーの会の会員を対象に、地域農業の活性化と両会員相互の交流を図ることを目的に毎年開催しています。
2 取り組み内容
多野藤岡管内の農業経営士5名、農村生活アドバイザー7名及び関係機関職員5名の計17名が参加の下、農林大学校イノベーションハウス及びくらぶち草の会での就農支援の取り組みについて7月19日(金曜日)に研修会を開催しました。
農林大では、システム概要について説明を受けた後にハウス内見学を行いました。ネット環境下での状況把握や管理操作やノウハウの数値化による日常管理の自動化等について、出席者から熱心な質問が出ました。また、草の会では、会の概要や新規就農者支援の取り組みについて説明を受けました。その後の情報交換では、草の会の取り組み経過や既存会員及び新規就農者の販売先等所得の確保についての関心が高かったです。
3 今後の方向
トマトやキュウリなどの品目毎で、担い手確保をどのように取り組むか、また、最新技術へのアプローチ方法について地域で議論を深めていきます。
イノベーションハウスの様子
草の会での情報交換