ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織からさがす > 農政部 > 西部農業事務所藤岡地区農業指導センター > 11月 施設果菜類における環境制御の基礎を学ぶ

本文

11月 施設果菜類における環境制御の基礎を学ぶ

更新日:2020年1月29日 印刷ページ表示

「多野藤岡環境制御技術セミナー」を開催しました

 近年導入が進む施設果菜類の環境制御技術について、関心を高めるとともに、現場で取り組む基礎を学ぶためのセミナーを開催しました。

1 ねらいと背景

 施設果菜類生産において、従来の管理方法を見直し、施設内の環境をコントロールして、収量や品質向上を目指す取り組みが進んでいます。多野藤岡地区でも施設キュウリ、トマト、イチゴで、環境測定機器等の導入が一部始まったところですが、栽培管理に活かすには課題も多く、また、生産者の多くは導入を悩んでいる状況にあります。そこで、環境制御の基礎を学び、未導入の生産者においても関心を高めるため、セミナーを開催しました。

2 取り組み内容

 11月7日に、施設キュウリ、トマト、イチゴ生産者を対象に「多野藤岡環境制御技術セミナー」を開催し、52名が参加しました。セミナーでは、(株)ニッポーの深田正博氏から「環境制御と課題」と題して、現場に即した環境制御の考え方について講演いただきました。特別な装備を持たない生産者でもすぐに取り組めるモニタリング方法やかん水コントロールの重要性等、栽培の土台となる大切な内容で、生産者の関心も高く、多くの質問が出されました。また、農業指導センターからは、県内の導入状況や補助事業に取り組む際の準備等について情報提供を行い、計画的な取り組みを呼びかけました。

3 今後の方向

 既存導入生産者へのフォローを継続するとともに、品目別の勉強会開催や実証ほ設置等を検討し、効率的な活用と普及に向けて取り組んでいきます。

施設果菜類生産者の様子の画像
施設果菜類生産者が一同に

熱心に質問する参加者の画像
熱心に質問する参加者

西部農業事務所トップページへ戻る