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12月 観光農業と農産物の商品化のための視察研修の開催

更新日:2021年12月22日 印刷ページ表示

観光農業と農産物の商品化のため視察研修を開催しました

若鮎クラブでは、観光農業と農産物の商品化について先進的な取組をしている、沼田市の観光りんご園の視察研修を企画し、地域でリーダー的活動をされている農家との意見交換を行いました。

1 ねらいと背景

若鮎クラブは藤岡地区の農業青年クラブで会員間の親睦と連携、資質の向上を図ることを目的に組織されています。毎年、県内外へ視察を行っており、今年は新型コロナウイルス感染症の警戒度が下がった時期に計画し実施しました。

2 取り組み内容と成果

観光農業と農産物の商品化について先進地の取組を学ぶため、11月17日(水曜日)にクラブ員6名が参加し「視察研修」を行いました。視察先は「峠の小野りんご園」で園主の小野さんから説明を受けました。
小野さんは観光農園の他、加工品(ジャム、ジュース、漬け物等)の生産と「ぐんま名月」の輸出を行っています。小野りんご園の経営概要として「最近、増加している気象災害への対策。また、農産物の安定販売のためには農家でも商談力を身につけることや、販売力強化のためリンゴ農家のグループ化の取組」等、経営の考えや工夫している点の説明を受けました。また、リンゴの加工品(ジャム、ジュース)やお土産用の箱等、現物を見ながら、「お客さんが欲しいと思うことを農家が提案する」との話がありました。
意見交換では、雇用労働の確保について「知り合いに声をかける。また、時給の設定等、確保には大変苦労している」「出荷規格等に合わず出荷できないものがある」等、話題が共通するものもあり、栽培品目や取組は異なりますが刺激を受けていました。

3 今後の方向

藤岡地区では、若い農業青年が毎年入ってきています。このため、農業青年が企画をし、活動を行う「農業青年活動」の支援を引き続き行っていきます。

若手農家の取組などを意見交換の写真
若手農家の取組などを意見交換

観光農業の取組について説明を受けるの写真
観光農業の取組について説明を受ける

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