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10月 農業・農村男女共同参画研修会を開催 ~持続的な経営参画を目指して~
要約
富岡地区農業指導センターでは、甘楽・富岡農村女性会議と共催で農業・農村男女共同参画研修会を開催しました。本研修会では、帛-HAKU-はりきゅう院の永井恵子氏を講師に招き、腰痛や疲労対策について、ストレッチを交えながら学ぶことができました。
1 ねらいと背景
農業就業人口に占める女性の割合は約半数を占めており、女性農業者も農業の担い手として重要な役割を果たしています。農業指導センターでは、甘楽・富岡農村女性会議と連携しながら、ぐんま農業・農村男女共同参画行動計画に基づき、農村女性の地位向上と男女共同参画を推進し、活力ある地域農業・農村の発展に寄付することを目的として活動しています。今回は、健康維持による持続的な経営参画の実現を目指し、健康的な身体づくりについて学ぶ研修会を開催しました。
2 取り組み内容等
研修会は9月12日(木曜日)に、「腰痛・疲労対策とストレッチによる農業者の健康づくりについて」と題し、開催しました。前半は農作業時に腰に負担をかけない体勢や、基本的な正しい姿勢について講話をしていただき、後半は簡単にできる体全体のアフターケアについて参加者全員でストレッチを行いました。
今回の研修では、農作業時の腰痛や疲労対策について学習することができ、参加者から「もっと健康について学びたい。」との声が多く挙がるなど、健康への関心が高いことが伺えました。この研修で健康状態を保つことにより、管内女性農業者の持続的な経営参画の実現へ繋げられることが期待されます。
3 今後の方向
今後も、学習会等の機会を設け、経営及び社会参画に対する意識を高め、自分の意思で様々な場面に参画できる女性農業者の育成に努めます。
腰痛の原因について語る永井講師
ストレッチをする参加者