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3月 農村女性組織が地域の食育活動に参加 ~食育講座「作ってみよう!とみおかの郷土料理」~
要約
富岡生活研究グループ連絡協議会が富岡市食育推進委員会の主催する食育講座に講師として参加し、市民18名を対象に富岡市の郷土料理を中心とした和食の調理指導を行いました。
1 ねらいと背景
富岡生活研究グループ連絡協議会はグループ活動で習得した知恵と技術を活かして、農業や食文化の大切さを次代に繋げ、食育の推進や消費者との交流活動、農産物の付加価値を高める活動をしています。その活動の中で、富岡市食育推進委員会が開催している食育講座において、食育推進を図るために毎年講師を勤めています。
2 取り組み成果
1月31日に開催された食育講座に、富岡生活研究グループ連絡協議会の役員及び会員7名が講師として参加しました。今年度は「作ってみよう!とみおかの郷土料理」と題して、市民を対象に富岡市の郷土料理であるこしね汁の他、大根の葉ごはん、豚肉の酒粕みそ焼き、ほうれん草とくるみの白和えの調理指導を行いました。当日は、会長が各メニューを紹介し、各班に分かれて会員が調理指導を行いました。
指導をするにあたり、メニューの調理・指導技術の統一を図るため、事前に試作会を行ったため、当日はスムーズな指導を行うことができました。
参加した市民からは、「参考になり、子供に作ってあげたい」という声があり、地域に根ざした食文化を次の世代へ繫げられることが期待されます。また、今回の食育講座の講師を務めることで、女性ならではの視点を活かした地域貢献をすることができました。
3 今後の方向
今後も地域との連携による食育活動を通して、地域農業への理解や地産地消を促進するとともに、甘楽富岡地域の農村女性の地域貢献活動を支援していきます。
食育講座の様子
完成した料理