本文
11月 露地ナス新規栽培者現地研修会の開催
更新日:2022年12月1日
印刷ページ表示
農業指導センターでは露地ナス新規栽培者に対して、JAたのふじと連携して、栽培ステージごとに研修や圃場巡回を行うなど、きめ細かな指導を実施しています。今年度は新規栽培者が10名(うち新規就農者6名)おり、講習会を全6回開催しました。
1 ねらいと背景
平成20年から地域の重点品目として露地ナス振興を関係者と取り組んでいます。この活動の結果、多野藤岡地域の主力品目となっており、約170名の栽培者がいます。また、新たに露地ナスに取り組む栽培者も毎年10名程度おり、安定生産に向けた技術指導・取組みが重要となっております。そこで、当センターではJAたのふじと連携し、施肥や病害虫防除、降雹対策等の講習会を毎月開催しています。
2 取り組み内容
初めて露地ナス栽培に取り組む生産者を対象に4月~9月に全6回講習会を開催し、定期的に新規栽培者のほ場をJAと巡回し、技術指導や情報交換を行いました。講習会に参加した生産者は熱心に学び、多くの質問が出されました。また、「他の人の圃場を見比べることで栽培管理の進捗や剪定方法が理解できた」等の意見がありました。11月に反省会が行われ、次作に向けた反省点や意気込みを確認でき有意義な時間となりました。
3 今後の方向
新規栽培者が産地に定着するように引き続きJAと連携し、支援を行っていきます。
新規栽培者同士で栽培状況を確認
反省会の様子