ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織からさがす > 農政部 > 東部農業事務所桐生地区農業指導センター > 【4月】桐生市農業後継者奨励金交付式の開催

本文

【4月】桐生市農業後継者奨励金交付式の開催

更新日:2020年4月17日 印刷ページ表示

東部農業事務所 桐生地区農業指導センター

 新規に親元就農した後継者を支援するため、桐生市では、農業後継者奨励金交付式を3月25日に開催しました。令和元年度は、市農業委員会と桐生地区農業指導センターが同席する中、市長から農家子弟の後継者に対し奨励金が交付されました。

1 ねらいと背景

 農家子弟の後継者に対して支援が少ない状況の中で、多くの後継者を確保し、農業振興を図ることを目的として、桐生市では平成29年度から農業後継者奨励金交付式を開催しています。1年を経過していない農家出身の新規就農者(50歳未満)に対し、家族経営協定締結を要件に奨励金として10万円の交付支給を実施しており、平成29年度は5名、平成30年度は1名が対象になっています。

2 取り組み内容

 令和元年度は、施設キュウリの専業農家の後継者1名が対象となり、市長から奨励金の交付と事前に調印された家族経営協定書入りの額が贈呈されました。また、出席したご夫婦に対し「若い後継者は頼もしい。創意工夫して頑張ってください。応援しています」とのエールが送られました。農業委員会からは、家族経営協定締結、調印に向けた支援を行い、農業委員会長より認定農業者制度の説明がありました。
 桐生地区農業指導センターからは、「農業後継者を対象にした各種研修会や交流会開催のお知らせは、今後も継続的にご案内しますので、ぜひ積極的な参加をお願いしたい」とメッセージを送りました。
 後継者からは「いつも近くで見ている妻の両親が目標です。農業の先生でもあり、少しでもそこに近づけるよう頑張りたい。東京から群馬に来て知り合いも少ないので、地域の方との交流を深めていきたい」との抱負が聞かれ、和やかな雰囲気の中での交付式となりました。

3 今後の取り組み

 次年度も農家の後継ぎに入った若手就農者を応援するための農業後継者奨励金対象者の掘り起こしを行っていきます。また、新規後継者に対しては、関係機関と連携し、家族経営協定の推進、認定農業者制度の活用推進、農業者の仲間作り、農業の定着に向けての支援をすすめていきます。

農業後継者奨励金交付式の様子写真
農業後継者奨励金交付式の様子

農業後継者夫婦写真
農業後継者夫婦