ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織からさがす > 農政部 > 東部農業事務所桐生地区農業指導センター > 【4月】第3回みどり市酒米推進協議会を開催

本文

【4月】第3回みどり市酒米推進協議会を開催

更新日:2020年4月17日 印刷ページ表示

耕作放棄地対策 地域連携で農地活用と地域特産創出を

東部農業事務所 桐生地区農業指導センター

 桐生地区農業指導センターでは、耕作放棄地を発生させないよう、契約取引で安定した価格や販売先が確保できる酒米の作付を推進しています。今回、令和2年3月23日に第3回みどり市酒米推進協議会を開催し、酒米の生産や利活用、販売に関する事項を協議しました。

1 ねらいと背景

 農地が農地として活用され、豊かな農村機能を維持するためには、新たな需要や価値を見つけ、栽培された農作物や加工品が地域に収益をもたらし、農地活用に再びつながる仕組みが必要です。指導センターではこの課題を平成27年度から重点プロジェクトとして取り上げ、地元の農業・商業・工業・観光・福祉・官公で連携をとりながらその仕組みづくりにチャレンジしてきました。酒米は、耕作放棄地対策推進品目の1つとして平成28年度50アールの作付から始まり、令和2年度は2.5ヘクタールの作付が予定されています。また、生産から販売推進までを協議できる組織として平成30年10月にみどり市酒米推進協議会を立ち上げ、現在までに地酒3種(「純米吟醸 山紫」、「純米吟醸 旨味熟成山紫」、「特別純米酒 花紫」)のほか、精米する際に発生する米粉(吟醸粉)を活用したお菓子(どらやき、あんドーナツ、クラッカー)、石けんなどが地域で誕生しています。

2 取り組み内容

 今回、第3回みどり市酒米推進協議会を開催し、地酒の販売状況や課題、令和元年度の一般消費者向けPR活動、加工試作品の試食試飲アンケート結果、令和2年度の作付面積、栽培のポイント、社会福祉法人や地域おこし協力隊との連携等について情報共有しました。また、令和2年度は、新たな産品として地元の酒米で作った甘酒が星野富弘氏の詩画をラベルとして販売される方向となりました。令和元年度のPRイベント実施状況は次のとおりです。

PRイベント実施状況
年月日 イベント名 場所
令和元年5月25日 第73回群馬県植樹祭 富弘美術館
令和元年8月2~3日 大間々祇園まつり(山紫試飲) 近藤酒造横
令和元年8月15日 草木湖まつり(山紫試飲) 東運動公園
令和元年10月26日 桐生大学きらめき祭(酒米かゆ100食、あんドーナツ250食、試食アンケート) 桐生大学
令和元年10月27日 第3回笠懸町商工祭 笠懸野文化ホール
令和元年11月9日 みどり市商工フェスティバル はねたき広場
令和2年2月9日 大間々昼市(酒米甘酒50人分、試食アンケート) 本町6丁目

3 今後の方向

 今後もみどり市酒米推進協議会と連携し、酒米の活用と需要を伸ばし、作付に還元して、地域産業の活性化と耕作放棄地を未然に防ぐ活動を進めていきます。

みどり市酒米推進協議会体制図画像
みどり市酒米推進協議会体制図

啓発PRポスターの図画像
啓発PRポスター(左:短冊、右:A2版)