本文
【4月】消費者に向けた吟醸粉紹介リーフレットができました
地域の力でもう一度農地に息吹を
東部農業事務所 桐生地区農業指導センター
耕作放棄地の発生防止と地域産業の活性化につなげるため、桐生・みどり地域では酒米生産に取り組み、地元商工業者を中心に吟醸粉(酒米精米後に出る粉)を活用した菓子等の加工品創出に取り組んでいます。今回、より多くの消費者に吟醸粉の特徴を知ってもらい、吟醸粉を使用した商品に関心をもってもらえるよう、吟醸粉紹介リーフレットを作成しました。
1 ねらいと背景
桐生地区農業指導センターでは桐生みどり地域の耕作放棄地を未然に防ぎ、農地活用に繋げる1つの品目として酒米を取り上げ、作付けを推進しています。現在、地元商工業者等により酒米を利用して、地酒、甘酒、菓子、石けんなどがつくられています。今後、更に地元商工業者や農村女性起業者等へ吟醸粉の利用拡大を図り、吟醸粉を活用した加工品創出へつなげる必要があります。そこで、消費者に吟醸粉の特徴を理解してもらうためのリーフレットを作成しました。
2 取り組み内容
リーフレットは、吟醸粉を取扱う事業者の協力を得て作成しました。また、リーフレットのサイズは消費者に手に取ってもらいやすいコンパクトサイズ(A7サイズ:横7.4センチメートル×縦10.5センチメートル)に仕上げ、5,000部を発行し、吟醸粉及び吟醸粉商品取り扱い事業者を中心に配布しました。
3 今後の方向
リーフレットを活用して、吟醸粉の特徴を消費者に理解してもらうとともに、更なる菓子等の加工品創出に取り組みます。また、酒米の作付け推進を継続し、持続的な農地活用や地域産業の活性化につなげます。
リーフレットの表面
リーフレットの裏面