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浅間家畜育成牧場だより(令和5年2月号)

更新日:2023年3月24日 印刷ページ表示

防寒着を着ていると暑く感じる日もあり、1月より比較的過ごしやすくなりました。

一方、牛の水飲み場の水面の一部が凍結するほど、寒い日もあります。

水飲み場では水面に牛の顔が反射し、きれいな写真を撮ることができました。(1枚目の写真。)

水飲み場の水面は凍結により分厚い氷ができ、寒さの厳しさを感じました。

各群には、連動スタンチョンという牛の頚部を挟んでつないでおく設備があります。直腸検査や治療等を行う際に役立ち、同じ量の飼料を食べさせることもできます。

ところが、連動スタンチョンを自分ではずしてしまう器用な牛がいます。

他の職員から、はずしてしまう牛がいると聞いていましたが、その牛をみつけることができました。(2枚目の写真の牛。)角の生えている牛は器用な牛が多いとも聞きました。スタンチョンをはずすことは賢く思えますが困りものです。

このスタンチョンは、赤い球体がついたバーを下げるとロックがかかる仕様になっています。3枚目の写真は牛自身がバーを上げ、スタンチョンから首が抜けて離れたところを撮影しました。

浅間家畜育成牧場では、人や牛の安全面から除角した牛が入牧する決まりになっており、除角されて入牧しましたが、角が伸びてきたようです。

この牛は、入牧前の除角によるストレスから、職員に怯える様子が多く見られましたが、最近では職員に近寄り、服を舐める様子が見られるほど、懐っこい牛になりました。

入牧時と比べると体も大きくなり、成長を感じることができました。

これからも、寒さに負けず、発育がよい健康な牛に育ち、受胎する牛が増えるように管理をしていきます。

水を飲む牛の写真

水飲み場の水面の一部が凍結しています。

人懐こい牛の写真

服を舐めようとするほど人懐っこい牛になりました。

スタンチョンからいなくなった牛の写真

連動スタンチョンのバーを上げ、首を抜いてどこかに行ってしまいました。

発育状況

令和4年度受託牛
区分 測定頭数 平均月齢 平均体重 平均体高

春入牧牛

55頭

16.8ヵ月

425.5キログラム

未測定

夏入牧牛

95頭

14.7ヵ月

365.4キログラム

未測定

秋入牧牛

33頭

13.0ヵ月

336.3キログラム

未測定

県有牛

未測定

未測定

未測定

未測定

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