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林木育種場

更新日:2019年4月15日 印刷ページ表示

Forest Tree Breeding Station

林木育種場の概要

 群馬県では、県内の環境条件に適した健全な森林の造成を行うため、良質な種子を採取し、優良種苗の供給確保を図ることを目的に、現存する林分の中から、成長がよく、形質も優れた個体を選抜した「精英樹」と、凍害や寒風害の被害地から、抵抗性の強い個体を選抜した「気象害抵抗性個体」をもとに、採種園・採穂園を造成し、優れた「種子」や「挿し穂」を採取して供給しています。また、花粉発生源対策として、花粉の少ない品種の採種園を造成し、花粉症対策に資する種子を採取し供給しています。

沿革

 群馬県では、昭和30年より精英樹の選抜、採種・採穂園の造成を行ってきました。本格的には、昭和43~44年に子持事業地(現渋川市横堀)、昭和44~45年に小野上事業地(現渋川市小野子)に採種・採穂園を造成しました。
 群馬県林木育種場は、昭和45年4月に子持事業地(現渋川市横堀)に開設され、昭和52年に組織の一部改正により、群馬県林業試験場の附置機関となりました。

沿革の詳細内容はこちらからご覧いただけます。

交通案内

 → 林木育種場への交通案内

 平成15年度から3カ年計画で、花粉の少ないスギ品種をミニチュア採種園方式で造成し、平成17年度に造成が完了しました。
 平成15年度に造成した箇所からは、昨年初めて花粉の少ないスギ品種の種子採取に成功しました。
 採取した種子は、平成18年3月下旬に苗木生産者へ配布され、平成21年春から県内全域に植林されています。

 

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