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【5月】桐生・みどり地域のナス産地としての持続的な発展

更新日:2023年6月30日 印刷ページ表示

目揃え会・現地研修会を通して

東部農業事務所 桐生地区農業指導センター

 JAにったみどりでは、施設ナスの目揃え会・現地研修会を開催し、品質向上および栽培技術向上に取り組んでいます。桐生地区農業指導センターでは、JAと連携しナス産地の持続的な発展を支援しています。

1 ねらいと背景

 桐生・みどり地域は県内でも有数のナス産地です。4月から施設ナスの出荷が本格的に始まることから、「高品質な生産物の出荷」「信頼される産地」を目標にかかげ、関係機関と連携し、目揃え会や研修会を開催しました。また、ホルモン処理や訪花昆虫による受粉の必要がない単為結果性品種「PC鶴丸」の導入が今作から大幅に増加したことから栽培技術の向上支援を行いました。

2 取り組み内容

 目揃え会は4月6日に開催し、生産者91名が参加しました。JA全農ぐんま及び市場の青果担当者から市場情勢について、指導センターからはこれから注意を要する病害虫や昨年度の品質検査の結果について説明を行いました。その後、JA出荷所のナス担当者を中心に見本を示しながら出荷規格の目揃えをしました。
 現地研修会は4月12日に開催し、生産者38名が参加しました。JA営農担当者が研修会場となったほ場の耕種概要を紹介し、その後、種苗会社から追肥や摘葉といった今後の栽培管理について説明がありました。指導センターからは気象経過の見込みとアザミウマ類・アブラムシ類の発生消長について説明を行いました。
 さらに4月21日には、施設ナス若手後継者を対象に、栽培技術向上と参加者間の情報交換を図ることを目的とした基礎技術勉強会を開催しました。参加者のほ場2か所を回る現地研修会形式で、耕種概要の紹介後、参加者8名はナスの生育状況を見ながらほ場主と活発に意見を交わしていました。

3 今後の方向

 収穫最盛期に向け、JAにったみどりと連携しほ場巡回による栽培支援を行います。また、GAPの取組推進や産地PR活動を通して信頼される産地づくりに取り組みます。

現地研修会の様子の画像
現地研修会の様子

基礎技術勉強会の様子の画像
基礎技術勉強会の様子