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新型コロナウイルス感染拡大による依存症への影響について

更新日:2020年5月14日 印刷ページ表示

外出自粛などによる依存症への影響

 新型コロナウイルスによる感染拡大に伴い、企業等におけるテレワーク・時差出勤の実施、様々な活動の自粛などにより、これまで当たり前であった日常生活に大きな影響が出ています。
 生活環境の変化によるストレスや孤立に対処するために、向精神薬や市販薬を誤った方法で服用する可能性が指摘されています。医学的なアドバイスがない中で、向精神薬を使用することは、健康上大きなリスクを伴い、薬物依存症の発症につながる可能性もあります。また、生活時間の変化によりアルコール摂取量の増加がある事も指摘されています。
 特に、アルコールや薬物の依存症を抱える方にとって、誰もが不安を抱える現在の状況は、再発や使用量が増える引き金となる可能性があります。
依存症の回復に取り組んでいる自助グループにおいても、活動の自粛などにより深刻な影響を与えています。

ご相談ください

 アルコール、薬物などの問題で悩みを抱えている方は、ひとりで抱え込まず相談窓口や医療機関にご相談ください。自助グループに参加している方は、メンバーなどと連絡を取って、つながりが切れないようにしましょう。
 通院についても、無理して自粛する必要はなく、病院の指示に従い、マスクや手洗い、人混みを避けるなどの感染予防対策をして通院してください。心配な方は主治医に連絡してください。

相談窓口

群馬県こころの健康センター【依存症相談拠点(相談・関連情報)】

群馬県内の依存症関連自助グループ・回復施設

誤った情報に注意してください

 アルコール摂取により感染から身を守ることができるといったような誤解を招く情報や誤った情報が広まる可能性があります。また、大麻等の違法薬物についてはネット上で関連する誤った情報が確認されています。
 疑問を感じた情報については、決して近づかず、厚生労働省や群馬県から発信される情報を確認するか、薬務課に相談してください。

関連情報

【依存症対策全国センター】
WHOによるCOVID-19の世界的流行時の物質使用および嗜癖行動に関する注意喚起文書(日本語版)(PDF:1.04MB)<外部リンク>

【麻薬・覚せい剤乱用防止センター】
薬物乱用防止×COVID-19関連<外部リンク>

【日本アルコールアディクション協会】
「新型コロナウィルスで心配されるアディクションについて」5つの注意喚起<外部リンク>