本文
第1回群馬県国民健康保険運営協議会 開催概要
1 日時
平成29年3月21日(火曜日)13時30分~15時10分
2 場所
群馬県庁29階 第2特別会議室
3 出席者
委員 11名(被保険者代表)遠藤委員、清水委員、柳岡委員
(保険医・保険薬剤師代表)西松委員、村山委員、原委員
(公益代表)鈴木(利)委員、佐藤委員、神保委員
(被用者保険等保険者代表)藤井委員、齋藤委員
事務局 9名(健康福祉部長、国保援護課長ほか)
4 会議要旨
1 委員委嘱
2 会長選出
鈴木利定委員が会長に選出された。
3 議事
(1)協議事項
- 会議の運営について
「群馬県国民健康保険運営協議会運営要領」が決定された。
(2)説明事項
- 本県の国民健康保険の現状について
- 国民健康保険制度改革の概要について
- 群馬県国民健康保険運営方針(仮称)について
- これまでの検討状況と今後のスケジュールについて
事務局が配付資料により説明した。
5 委員の主な意見等
○委員
保険料率について、市町村は県が示す標準保険料率を参考に決定するとのことだが、市町村はこれまでのような法定外一般会計繰入は行わないということか。
○事務局
国保被保険者から徴収する保険料で国保を運営することが原則であり、国保制度改革により法定外一般会計繰入を無くす方向性ではあるが、必ずしも禁止されているものではない。
○委員
一般会計から繰入れするということは、被用者保険の加入者にとっては保険料を二重に支払っていることになる。
○委員
財政安定化基金は、保険料で造成するのか。
○事務局
全額、国からの補助金で積み立てるものである。
○委員
増大する医療費を抑制するためには予防・健康づくりの推進が重要であり、群馬県独自の施策を展開していただきたい。
○事務局
県が保険者となることによって県内各市町村の保健事業や予防のための取組を活性化させていくことは重要であり、そのようなことを運営方針に盛り込んでいきたい。
○委員
市町村の保健事業の取組には温度差があり、国民健康保険連携会議を充実させることによりその解消を図ってほしい。
また、国保制度改革後は県が標準保険料率を示すことから、県から市町村に対して一般会計繰入を少なくする指導が必要になる。
○委員
市町村の1人当たり医療費に大きな差が生じている理由として、高齢化率や社会保険加入率などの一般的な要因の他に考えられるものはあるか。
○事務局
個々の市町村の差について、詳細までは分析していない。
ビッグデータを活用して地域ごとの特徴を分析し、それに応じた予防などの対策が必要と考えており、今後は県としてデータ分析に取り組んでいきたい。